「虎に翼」“俺たちの轟”にも赤紙…直道出征 ネット悲痛&号泣「無事に帰って…俺には分かるが悲しい」

2024年05月22日 08:15

芸能

「虎に翼」“俺たちの轟”にも赤紙…直道出征 ネット悲痛&号泣「無事に帰って…俺には分かるが悲しい」
連続テレビ小説「虎に翼」第33話。(左から)轟太一(戸塚純貴)猪爪寅子(伊藤沙莉)山田よね(土居志央梨)(C)NHK Photo By 提供写真
 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は22日、第38話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第38話は、猪爪家に召集令状が届き、兄・猪爪直道(上川周作)の出征が決まる。猪爪はる(石田ゆり子)は息子のため、可能な限りのご馳走を振る舞い、猪爪花江(森田望智)も精いっぱいの笑顔で送り出そうと努める。佐田寅子(伊藤沙莉)は弁護の仕事の他に、久保田聡子(小林涼子)が担当していた婦人雑誌の法律相談の連載を引き継ぐことに。さらに、穂高重親(小林薫)から明律大学での講演を依頼されるが、講演会当日に倒れてしまう…という展開。

 1943年(昭和18年)6月5日、連合艦隊司令長官・山本五十六の国葬。直道に赤紙が届いた。

 直道「俺、寝られるかな。花江ちゃんが隣にいなくて」

 花江「大好きよ、直道さん。絶対帰ってきてね」

 2人は涙の抱擁を交わした。

 そして、ランチタイム。轟太一(戸塚純貴)も「赤紙が来た」「だから赤紙だ。法曹の道を極めたいところだが、致し方ない。佐賀に帰る」。寅子は「おめでとうございます」、山田よね(土居志央梨)は「死ぬなよ、轟」と声を掛けた。

 轟は「俺を誰だと思ってるんだ。佐田、これから男たちはどんどん兵隊に取られていく。おまえの仕事がもっと増えていくぞ」「じゃあ、また会おう!」と別れを告げた。

 SNS上には「開始3分で大号泣」「お兄ちゃんの『俺には分かる』が悲しい」「生きて帰ってが禁句だから“絶対帰ってきてね”と周りには聞こえないよう囁く花江に涙」「絶対にまたこのハッシュタグ、使いたいね。だから轟、生きててね。#俺たちの轟」「お兄ちゃんに轟まで。よね様の“死ぬなよ”はあの当時だと危険な発言ではないかと思うのだけど、それをちゃんと受け取ってくれる轟はやっぱり立派な漢だよ。2人とも無事に帰って来てくれよ~」などの声が相次いだ。

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