桐谷美玲 中尾彬さんと共演時の思い出「一緒にお弁当を食べようとか…とても優しい方でした」
2024年05月22日 16:02
芸能
![桐谷美玲 中尾彬さんと共演時の思い出「一緒にお弁当を食べようとか…とても優しい方でした」](/entertainment/news/2024/05/22/jpeg/20240522s00041000395000p_view.webp)
森圭介アナウンサーから「桐谷さんは共演されたことがあるということですが」と振られた桐谷は、「“一緒にお弁当を食べよう”とか、いつも気にして声を掛けて下さったり、とても優しい方でした」とつぶやいた。森アナが「心よりお悔やみ申し上げます」と哀悼の意を示すと、桐谷も頭を下げていた。
中尾さんは、高校卒業後の1961年に武蔵野美術大学油絵学科に入学。翌62年に日活ニューフェースの第5期に合格し、映画デビューを果たすが、画家の道を捨てきれずに大学を中退してフランスに留学したこともあった。帰国後の63年に劇団民藝に研究生として入団し、翌65年に中平康監督の「月曜日のユカ」で主演の加賀まりこのボーイフレンドを好演して注目を集めた。70年に日活と民藝を離れてフリーに転身。75年に「本陣殺人事件」で金田一耕助役で主役を張ったほか、東映「極道の妻たち」シリーズ、東宝「ゴジラ」シリーズ、伊丹十三監督の「ミンボーの女」、さらには「アウトレイジ ビヨンド」や「龍三と七人の子分たち」など北野武監督の作品に重用され、コワモテから気の良い親分まで変幻自在に演じ分けて貫録を示した。ドラマではテレビ朝日「暴れん坊将軍」の初代徳川宗春役やNHK土曜ドラマ「ハゲタカ」などで存在感を示した。
おしゃれとしても知られ、マフラーやスカーフを首元からぐるぐる巻きにする“ねじねじ”がトレードマークだった。