NHK会長 大河ドラマ「光る君へ」評価 広がり実感「波紋が段々広がっている」

2024年05月22日 14:32

芸能

NHK会長 大河ドラマ「光る君へ」評価 広がり実感「波紋が段々広がっている」
東京・渋谷のNHK社屋 Photo By スポニチ
 NHKの稲葉延雄会長が22日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、放送中の女優の吉高由里子(35)が主演する大河ドラマ「光る君へ」についてコメントした。
 そろそろ折り返しを迎える同作。稲葉会長は「大変楽しく楽しみに毎週見ています」とコメント。「平安貴族を舞台に、一般の人たちにとっては親しみがない時代を敢えてやっているが、大変人間模様がドラマチックに描かれている」と評価。「この大河が波紋が段々広がっているなと」と手ごたえを感じているといい、「私の周囲もドラマに即発されて『源氏物語』を読んでみようかという人も。たぶん途中で挫折するんだと思いますけど、広がりを感じる」と笑った。

 「私自身もこれを見ていると高校時代の古文を思い出して、ドラマを見ていると、教わったことがドラマの中でリアル感が出て面白い。テーマ音楽も大変気に入っている」と評価。「これで折り返しになるが、NHK出版の大河ドラマのガイドが来週後編が出る。ぜひそれをお買いににってご覧いただきたい」と期待感をあおった。

 稲葉会長は今年2月の定例会見でも「挑戦的な作品だと思いますけど、上手に源氏物語をエッセンスを取り込みながら、とてもよく工夫されているなと思っているなと思っています。私も妻と毎週視聴しています」と評価した。

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」など生んだ“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

おすすめテーマ

2024年05月22日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム