筒井真理子 「自分自身は個性がない」演じていて幸せな瞬間は「自分の脳みそが“ミリッ”と…」
2024年05月22日 20:42
芸能
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「主演女優賞」を受賞した筒井は、映画「波紋」で観客を魅了した仕草や声の出し方など、高い演技力が評価された。
同作品で親子を演じた磯村勇斗に花束をもらい「賞を頂くためにお芝居をしている訳ではありませんが、賞を頂くのはとてもうれしいですね」と一言。「ここは笑ってもらうところなんですけど…」とおちゃめな一面を披露し、会場は笑いに包まれた。
「このような賞を頂き光栄に思います」と再度喜びを伝え、「世界が大変なときに平和な日本で、会場に来てくださった方々に祝福されて本当にありがたいな」と胸を張った。
選考委員からの言葉を受け、「自分自身は個性がないと思っている」と告白。だからこそ「役に溺れたいと思ってる。役を探っていく作業がとても楽しい。私という人間は本当に小さくて狭い。自分が言いそうにない台詞とか、自分から遠いところの気持ちを探っていくと、ちっぽけな自分の脳みそが“ミリッ”とちょっとだけ大きくなった気がする」といい、「それが幸せで素敵な瞬間で(芝居を)続けている」と女優としての生きがいを語った。