「IMP.」影山拓也 坂東玉三郎演出舞台で単独初主演「僕の中でずっと宝物に…」
2024年05月22日 17:23
芸能
影山は舞台で演じる太郎という人物像に「自分に少し似ているなって思っています。夢を求め、一緒に旅する青年にアドバイスを出したり、冷静にはできるんだけど、いざ自分のことになると行き詰まる…というか」と自分に重ね合わせた。
玉三郎は、2年ほど前にTOBEの代表取締役を務める滝沢秀明氏(42)と「何か一緒に作りたいね」と話していたことを明かした上で「今回、影山くんとご一緒できることになりました。社長(滝沢氏)があまり語らない人なので分からないけれど、影山くんはすごく明るくて前向きな青年」と絶賛。
影山も「滝沢さん自身は僕らに対して事細かく語らない方なので…」と苦笑いを浮かべながらも「お話を頂いた時はうれしさと驚きと。何といっても玉三郎さんとご一緒できることは、これからも僕の中でずっと宝物になると思います」と目を輝かせた。
さらに「舞台で歌を歌うんですが、その稽古でも厳しく指導して頂いたのがうれしくて。もう、年を重ねて行くとあまり言ってくれなくなるので、こんな僕1人に対しても、とても真剣に向き合ってくださる。何としても舞台を成功させようと思います」と力を込めた。
闇バイトに手を出し、列車に逃げ込んでくる次郎役の松田悟志(45)は「心から楽しんで最高の作品にしたい」。役者になり損なった青年役の松村龍之介(30)は「玉三郎さんはすごく穏やかで物腰は柔らかいけれど、熱い情熱が見え隠れする方。その下で僕もビョーンって成長できるように頑張りたい」と意気込んだ。
青年たちを見守る車掌役の石井一孝(56)は劇中でモーツァルトのオペラ「魔笛」からナンバーを披露する予定で「麗しいイケメンに囲まれ、単なるオッチャンにならないように頑張りたい」と笑わせた。