GACKT 中学部活動“ヒップホップ禁止令”に「今の日本を象徴しているかのような歪んだ教育の末路…」

2024年06月14日 11:09

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GACKT 中学部活動“ヒップホップ禁止令”に「今の日本を象徴しているかのような歪んだ教育の末路…」
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 歌手・GACKT(50)が14日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。“ヒップホップ禁止令”について自身の意見をつづった。
 GACKTは、東京都千代田区立の麹町中について報じた「中学部活動で『ヒップホップ禁止令』」と題された記事を引用。「ヒップホップが禁止って。全くもって理解に苦しむ」とし、「何でよくわからん偏った大人の尺度で子供たちを縛るのか?そもそもダンスは自分の表現のためのもの。表現することに縛りをつけるのが教育と呼べるのだろうか?」と疑問を呈した。

 そして、「それはまるで、絵を描きたい子に絵の具はダメだ!墨だけ使え!と言っているようなもの。自分たちが表現したいモノ、やりたいことがそこにあるなら思う存分やらせた上で、そこから道を選ばせたらいい。最初から表現することに縛りをつけてどうするんだ?」と指摘。

 さらに「今の日本を象徴しているかのような歪んだ教育の末路とも言える。この学校を選んだ子供たちがアンラッキーとしか言えない。この学校には理想の子供像、教育像がすでに確立していて、そこからハミ出すことは許されないんだろうか。うーん、昔、アメリカでも『ヘビメタは聞くな!』と学校が禁止した途端に、多くの生徒が教室でヘッドバンキングをやめなかった話を思い出した」と自身の見解をつづった。

 麹町中学校は、13日までに公式ホームページを更新。「現在、ダンス部の活動については、報道とは異なり、専門の指導者のもとヒップホップダンスを含め週2回の活動を実施しております」と一部報道内容を否定し、保護者向けの説明の文書も掲載している。

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