藤井棋聖 戦型は山崎八段の得意戦法・相掛かり 棋聖戦第3局始まる 勝てば3勝0敗で史上最年少永世称号
2024年07月01日 09:43
芸能
藤井は6月20日、山梨県甲府市での叡王戦第5局、伊藤匠叡王(21)に敗れて2勝3敗で自身初の失冠を経験した。タイトル初挑戦だった20年度棋聖戦以来、敗退は初めてで、自身の持つタイトル連続獲得は歴代最多の22期でストップ。昨年10月11日の王座戦第4局で全8冠を独占して以来、全8冠独占が崩れた。
そして迎えた第3局。勝てば20年度の奪取以来5連覇となり、自身初の永世称号「永世棋聖」資格を獲得する。史上6人目となり、全8冠の永世称号の年少獲得記録を71年度前期棋聖戦(当時の棋聖戦は前後期制)での中原の23歳11カ月を2年更新する。
対局は持ち時間4時間で行われ、夕刻決着予定だ。