岡村隆史 阿部詩の号泣巡る中傷や否定的意見に「そこまでの過程があるわけやん」「そんなこと言う?」

2024年08月02日 13:18

芸能

岡村隆史 阿部詩の号泣巡る中傷や否定的意見に「そこまでの過程があるわけやん」「そんなこと言う?」
「ナインティナイン」の岡村隆史 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史(54)が1日深夜放送のニッポン放送「ナインティナインのオールナイトニッポン」(木曜深夜1・00)に出演。パリ五輪でまさかの2回戦敗退を喫し、その場で涙した柔道女子52キロ級の阿部詩(24、パーク24)を巡る中傷や否定的な意見について、思いを述べた。
 パリ五輪についての話題から「ただ本当にもう怖いのが、まだこの誹謗中傷したりする人たちがいんねんなと思ってさ」とコメントした。

 「なんでそんなことすんのやろな。一生懸命頑張ってる人を」と岡村。「あんまり言うてね、こっち側になんか火の粉飛んでくるのもあれですけど、選手が負けて泣いたことによる、批判とか」とパリ五輪でまさかの2回戦敗退を喫し、その場で涙した柔道女子52キロ級の阿部詩の例を挙げた。

 矢部浩之は「何気なしなんやろな。事の重大さを考えてやってないやろなもちろん。凄い軽くやってんのやろな」と推測。岡村は「なんでそんなさあ、書き込むのかな。わざわざ選手のSNSにそういうの書き込んだりとか。ほんまそんなんもうやめへん?とか思うねんけどなあ」と訴えた。

 矢部は「やめへんねんなあ」と続けると、岡村は「でも、その中には俺なんか普通に泣いてんのって悔しかったんや、プレッシャーもあったんやろしな、オリンピックやもんなって思うねんな。でもあれはどうなんだっていう識者みたいな人がやっぱいるわけ。武士道としてどうなんや、自分の勝ち負けしか考えてない、相手へのリスペクトを怠っていた、武士道というものがない、みたいな」と語り、「そうなの?って思うねん」と強い口調で話した。

 矢部は「じゃあ逆に言うて金メダル獲って喜び過ぎてもダメっていうことになるよね」と話し、岡村は「どっちやねん」とツッコミを入れた。矢部は「いや“やったー”は言っていいやろう。“くそー!”は言っていいでしょう」との見解を述べた。

 岡村は「でもそんだけ涙するってことはそこまでの過程があるわけやん。死ぬほど練習してきて自分を追い込んで追い込んで負けてしまった。みんな応援してくれた、サポートしてくれた人に本当に申し訳ないっていうことやんか」と力説。

 矢部は「インタビューまで見て言うてほしいよね」、岡村は「それを普通にテレビ見て、もちろんそんな人は練習も見て来てない、その人がどんだけ追い込んで来たかも見てきてない。であれはどうなんだ、相手に対してリスペクトがない、自分の結果しか考えてない。そんなこと言う?そんなこと書く?見てて。思わへんやん。あんだけ泣くってことは悔しいんやろなって」と語った。

 「オリンピックで日の丸背負うってことは、どんだけ自分を追い込んで来て、どれだけいろんなことを犠牲にして頑張ってきたかっていうことをすっ飛ばして、それこそそこしか見てないんちゃうの」と岡村。

 「そこの泣いてるとこしか。と言うことはいいですか、置いといて。4年間ずっと練習してきた、追い込んで来た、その練習は見てない、負けてしまった。号泣した。号泣したとこしか見てないんじゃないですか?」とも話すと、「あんまり言うたらこっちに来るのも怖いからこの辺にしときますけど、僕はそういうふうに。水の飲めない世代としてね」と言い切った。

 矢部が「ああいうシーンもあって、あれも込みでオリンピック」と話すと、岡村は「そうやねん、そういうふうに思って応援しませんか。おかしなことですよ」「だから見方としては怖いなと思って」「我々は少なからずちょっとスポーツかじって来た人間からすると、オリンピックなんか見てたら、わあもうええやんかって。そこまで言わんかっても」と話した。

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