長山洋子 5年前に乳がん宣告「もしかしたら死ぬんだって」全摘後、1カ月あまりでコンサートに復帰

2024年08月02日 15:18

芸能

長山洋子 5年前に乳がん宣告「もしかしたら死ぬんだって」全摘後、1カ月あまりでコンサートに復帰
長山洋子 Photo By スポニチ
 演歌歌手の長山洋子(56)が2日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。5年前に受けたという乳がんの手術について語った。
 司会の黒柳徹子が「実は5年前に乳がんの告知をされたってね」と明かすと、長山は「人間ドックを毎年受けていたので、それで見つけてもらったんですけど」と打ち明けた。

 5年前の8月1日に宣告を受けたとし、検査結果が出ると聞き電話をすると「“乳がんでした”ってさらって言われて。“そうなんですか。分かりました”ってもう人ごとで電話を切ったんですけど、その後ちょっと落ち着いて考えたら“あたしこれもしかしたら死ぬんだ”って」と思い、「すぐそこに頭が切り替わって」と回顧した。

 当時娘は8歳で「もうこれは絶対に生きてやるぞっていう思いですね」「たまたま私は本当に初期で見つけていただいたので」と長山。黒柳が「全摘術にするって決めたのはどういうこと」と尋ねると、「もういろんな説明を先生から聞かせてもらったんですけれども、温存、全摘しなくてもいいっていう方法もあったんですね、でも私はやっぱり体から悪い物は全部取ってほしいっていう思い。あとやっぱり家族がいるし、子供もまだ小さくて、なので命を第一に考えました」と説明した。

 米国人の夫や娘には伝えたのかと問われると「夫の方には直接言ったんですけれども、まさかって思ってましたね。絶対にそんなことないって思ってたので。もう今まで見たことのないような顔してましたけれども」と様子を明かした。

 娘については「まだ8歳だとがんっていう病気がどういう病気かっていうのがなかなかきちんと理解できないので、私もその時は精神的にも宣告を受けて、日に日につらいなっていう思いが増えていった時期だったので、夫の方がうまく娘には説明してくれたんだと思います」と語った。

 そうして「8月1日に宣告を受けて、8月の下旬に手術をして、で10月の1日にもうコンサートの舞台に立ってました」と振り返った。

 黒柳が「えー凄い」と驚くと、長山は「そうだからそれもちょっと私あの時は頑張り過ぎたかなあってちょっとだけ反省したりとかするんですけど」と苦笑い。「もうちょっとお休みもらったりとか、自分の体をいたわってあげても良かったかなって。でもそういう性格なんですね」と続けた。

 がんになったことで生活に変化があったかと聞かれると「仕事もどんどん歌ってるステージが当たり前なことではないなっていう感謝の思いがさらに。感謝しても感謝しずぎるっていうことはないので、もう本当に感謝を込めていつも歌わせていただけて。ありがたいなという思いが募ったし」と回答。「あと家庭と家族と一緒に過ごす時間を大事にしなきゃなっていうのを凄い感じましたね」と目を細めた。

おすすめテーマ

2024年08月02日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム