ラスボス・小林幸子涙…さだまさしとの共演に感無量 45年以上の付き合いで兄のような「本当に恩人」

2024年08月02日 16:30

芸能

ラスボス・小林幸子涙…さだまさしとの共演に感無量 45年以上の付き合いで兄のような「本当に恩人」
歌声を披露する小林幸子(撮影・小渕 日向子) Photo By スポニチ
 歌手の小林幸子(70)が2日、東京・新橋演舞場で「小林幸子60周年記念公演 in 新橋演舞場~ラスボスのキセキ~」を開催し、第2日目昼の部公演後に行われた取材会に出席した。
 今年、芸能生活60周年を迎えた小林。それを記念して「小林幸子60周年記念公演 in 新橋演舞場~ラスボスのキセキ~」を開催。巨大衣裝、最新映像演出、ダンスパフォーマンスなど取り入れ、小林らしさ溢れるステージで観客らを魅了している。

 公演2日目の昼の部公演には、小林と45年以上の付き合いで恩人で、兄のような存在の歌手・さだまさしが登場。60本のピンクの花束を受け取ると小林の最高の笑顔がはじけた。

 昔話のトークに華を咲かせながら、軽快なトークも展開。しゃべりをやめられないさだが、しぶしぶながらも「案山子」を披露すると、小林はさだの優しい歌声と深みのある歌詞に酔いしれ、涙を拭う場面もあった。

 続けて、さだが小林のために書き上げた「約束」をデュエット。

 「さだ兄は本当に恩人」。辛い時や困っていた時は手を差し伸べてくれ、進むべき道へと導いてくれた先輩の存在は、小林の支えだ。最後、さだと熱く抱き合い、涙ながらに感謝を伝え深く一礼し、第一部を締めくくった。

 公演では、AI技術でデビュー当時の10歳の小林幸子と現在の小林幸子が競演。この日の昼の部公演では、幅広いジャンルの全18曲を披露し、“幸子ワールド”で会場を包み込んだ。

 公演後、取材陣の取材で再度さだへの感謝を伝えた小林。「一分で泣かせるような歌を歌えるのに、一分で笑いに持っていける。ああいう人が天才だと思う」という。「いつも世話になっている。人生の中で優しく、大変なときに寄り添ってくれた大切な大切な恩人」としみじみ。

 「今さち、何にも言うな。語るな」。大変な時を支えてくれたさだの言葉。「それで何も語らなかった。どうでもよくなっちゃった」と振り返り「そんなことがありました」と笑った。

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