衆院選予想的中の高橋洋一氏 今後「一番最初に考えるのは非自公政権」「非自公が最初にボードを握ってる」

2024年10月28日 13:21

芸能

衆院選予想的中の高橋洋一氏 今後「一番最初に考えるのは非自公政権」「非自公が最初にボードを握ってる」
東京・有楽町のニッポン放送 Photo By スポニチ
 元内閣官房参与で経済学者、数量政策学者、嘉悦大教授の高橋洋一氏(69)が28日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)に出演。今後の政権について語った。
 第50回衆院選は28日未明、全465議席の当選者が確定し、自民、公明両党の与党は計215議席で過半数(233)を割り込んだ。派閥裏金事件が影響し自民は公示前から65減らして191議席、公明党は8減の24議席にとどまり、大敗を喫した。立憲民主党は公示前の98から50増の148議席に躍進。国民民主党は7議席から28議席に大幅増となった。れいわ新選組も3議席から9議席に伸ばした。

 高橋氏は26日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ正義のミカタ」に出演した際、自公の過半数割れを予想、議席数は「215±20」と語っていた。

 予想が的中したと言われると高橋氏は「当たり前でしょ」ときっぱり。「人も使ってないし、金も使ってないし、知恵だけ使ってやったんだよ」と胸を張った。

 今後については「一番最初に考えるのは、非自公政権っていうやつなの。これは細川内閣の時に作ったんだけど、非自公。250人いるんだよね、これヘッドの、頭の着け方いかんでは可能性はあるんだよね。これは非自公、250をどう使うかっていうのを最初に考える」と予想、「もう自民党にはあんまり選択肢はなくて。非自公の方がまず最初に(キャスティング)ボードを握ってるっていう感じなの」と続けた。

 「非自公で250をどうやって集めるかっていうことで、その中でまとまりやすいのをちょっと言えばね、今言った(国民民主党代表の)玉木(雄一郎)さんとかね、維新(代表)の馬場(伸幸)さんとか、このあたりを頭にして、それでみんな集まりませんかっていうのがまずあり得るんだ」と強調した。

 立憲民主党、日本維新の会、国民民主党で組むということか問われると、「そのあたりでね。233取れればいいんで。そのあたりで大体組んで」と高橋氏。「(立憲民主党代表の)野田(佳彦)さんを立てるともうね、ギスギスしちゃうでしょ、他のところついて来ないから」と断言し、「だから実はこういう時には2番手3番手のやつを立てるんだ。立てて、まず最初に250をどう生かそうかって考える」と力説した。

 「自民はそこで指くわえて待ってるしかないわけ」と語り、「もちろん250のうち自民の色のかかってるのをそっからひっぱがしていくよ、どんどんどんどん。ひっぱがしていって、そのせめぎ合いがまずある」とも話した。

 続く可能性としては「簡単なのは、自公と大連立。立憲を自民が」と明言。「立憲の方もね、非自公の政権ができないとなると、次にそっちに乗り換えやすいの」と続けた。

 さらに「もしくは大連立ができないと、パーシャル連合(部分連合)になる」と自民、公明両党が他の党との部分連合を模索するのではないかと予想した。

 そのため石破茂首相の次に首相となる人物を問われると、「そうすると非自公連立だと、玉木さんとか馬場さんの可能性があって、そのあと大連立になると、(立憲民主党の野田代表か自民党総裁か)これはどっちか分かんない、じゃんけんぽんかもしれないね、自民党は石破さんじゃない人がなる。じゃんけんぽいかもしれない」と話した。

 「自民の方はだからね、石破さん担げないから、とりあえずまとまんないとこのゲームに参加できなくなるから最悪になっちゃう」とも言い、「だから自民党はひょっとしたら石破さんを下ろして、高市(早苗)さんがなるとまとまる可能性が少ないから、ひょっとしたら加藤勝信さんとかを頭に立てて。とりあえずまとまんないとゲームに参加できないから」とも語った。

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