田崎史郎氏 衆院選結果に「大変な事態になる」 石破首相は「責任は痛感されてる。けど」

2024年10月28日 13:15

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田崎史郎氏 衆院選結果に「大変な事態になる」 石破首相は「責任は痛感されてる。けど」
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 政治ジャーナリストの田崎史郎氏(74)が28日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。第50回衆院選の結果について言及した。
 28日未明、全465議席の当選者が確定し、自民、公明両党の与党は計215議席で過半数(233)を割り込んだ。派閥裏金事件が影響し自民は公示前から65減らして191議席、公明党は8減の24議席にとどまり、大敗を喫した。立憲民主党は公示前の98から50増の148議席に躍進。国民民主党は7議席から28議席に大幅増となった。れいわ新選組も3議席から9議席に伸ばした。

 日本維新の会(公示前43)は38議席、共産党(同10)は8議席で、それぞれ減らした。社民党は小選挙区で1議席を維持した。参政党は衆院選で初めて議席を獲得し3議席を得た。政治団体「日本保守党」は選挙区と比例代表で計3議席を獲得した。無所属は与党系6、野党系6の計12議席だった。

 田崎氏は「大変な事態になるんで。発足当初から少数与党政権でスタートになるんです。過半数に対して自公は18議席足りなくて、首相指名選挙は乗り切れても今後、予算案、法案について、どこかの協力を得なければ、全部否決されることになるんです。相当厳しい国会運営、政権運営になると思います」と解説。石破茂首相については「石破さんの周りの人に聞くと、石破さんもお辞めになるつもりはまるでないですね。責任は痛感されているんですよ。けど、それを自分の進退と結びつけては考えてないと思います」と話した。

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