森保監督 日本代表の弱みだった“柔軟性”は過去の話「今では間違いなく世界トップクラス」

2024年01月09日 20:40

サッカー

森保監督 日本代表の弱みだった“柔軟性”は過去の話「今では間違いなく世界トップクラス」
日本代表の森保監督 Photo By スポニチ
 男子サッカー日本代表の森保一監督(55)がテレビ東京「FOOT×BRAIN 新春1時間SP」(6日深夜0・40~)に出演。日本人の“柔軟性”について「間違いなく世界トップクラス」と話す場面があった。
 番組では新春1時間スペシャルとしてMCの勝村政信と森保一監督による特別対談を放送。日本中を熱狂させた22年W杯カタール大会から早くも1年が経過。親善試合でドイツとの“再戦”に快勝するなど快進撃を続け、先日(1日)のタイ戦でも勝利しA代表歴代最長記録更新となる9連勝を達成。“史上最強”との呼び声も高い日本代表強さの秘密や、目指すべきこれからの未来を語った。

 話題が“日本代表の弱み”になると、勝村が「14年W杯ブラジル大会の時に(現地の)ブラジル人コーチから本当に日本人は技術が高くなっていて、もしかしたらブラジル人より高いかもしれない。でも試合になったらブラジルは負けないんだよ。なぜか分かるかい?と言われた」とコメント。ここで分からないと答えると「日本人はやることがわかる。ブラジル人は試合になると自分たちでも何をやるか分からない」と指摘され、ショックを受けたという過去を明かした。

 これを聞いた森保監督は「それに関しては、日本人の柔軟性は世界トップクラスだと思います」と断言。日本人と言えばルールに従うのは得意だが、自分で判断したり自由に振舞ったりするのは苦手な国民性。これまでも柔軟性のなさが指摘されてきた日本だが、今やそれが武器になったと豪語した理由について「(ただ単純な)柔軟性としては難しい部分がありますけど、戦い方のコンセプトやベースを持った上でのオプションとしての柔軟性。それを発揮しようという事であれば、日本人は間違いなく世界トップクラスだと思ってます」と持論を展開。

 さらに「もちろんまだまだ強豪国に学ばないといけないことはある」と前置きしつつ、確固たるベースを持った上での柔軟性があれば「どの国と戦っても勝てると思います」と言及。ドイツやスペインという強豪国を下したW杯での経験から「世界と戦ってみて、もっとチカラをつけていけば将来的に勝てる確率はもっと上がっていくと感じました」と話した。

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