現役引退、G大阪コーチ就任発表の遠藤保仁「ここまで長くやれるとは…本当に楽しいサッカー人生でした」

2024年01月09日 14:21

サッカー

現役引退、G大阪コーチ就任発表の遠藤保仁「ここまで長くやれるとは…本当に楽しいサッカー人生でした」
遠藤保仁 Photo By スポニチ
 元日本代表MF遠藤保仁(43=磐田)が9日、23年シーズン限りでの現役引退を発表した。あわせてG大阪のトップチームコーチ就任も決定した。
 現役26年間にJ1通算672試合出場、国際Aマッチ通算152試合出場という歴代トップの記録を打ち立てた。今後は指導者として第2のサッカー人生をスタートさせる。

 遠藤は、「本来なら、記者会見を開かないといけないかなと思っておりましたが、会見して真面目に語るのも僕らしくないかな、といのと、とことんオフを満喫したいという思いで開きませんでした」と説明。「その代わり、ここでご報告」と、YouTube動画で思いを述べた。

 引退について「26年間という長い、充実したサッカー人生を送れた」と振り返り、「ここまで長くやるとはまったく思っていませんでしたし、これだけ多くの方に支えられ、応援していただいて、素晴らしいサッカー人生を送ってこられた。みなさんのサポート、応援のおかげ」と感謝。「クラブでは4チーム、代表でも2002年から2016年まで素晴らしい経験をさせて頂きました。全ての人に感謝したい。特に家族には感謝してもしきれない」と語った。

 「26年間、悔しいとき、苦しいとき、悲しいときもたくさんありましたが、自分以上の数字を残せる選手がこれから出てきてほしいなと思いつつ、出てきてほしくないなとも思っております」とらしい本音も。「魅了する選手がひとりでも多く出てきて欲しいなというのは間違いなく思っています」とし、「長い間、声援、ブーイング、やじ、すべてありがとうございました。本当に楽しいサッカー人生でした」と締めた。

 さらに、コーチ就任については「私のキャリアの中でも多くの月日を過ごしたクラブで、また戦うことが出来ることを大変嬉しく思います」とコメントを発表。「指導者としては勉強の身なので、紆余曲折あると思いますが、選手達と共に成長し、チームの勝利に貢献していきたいです」と抱負。「その中で、私が選手時代に感じたことなど、選手にとってプラスになる要素があれば伝えていきたいと考えております」とした。

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