引退発表のMF遠藤保仁「素晴らしい約3年間を過ごせたと思っています」 磐田サポに感謝のコメント

2024年01月09日 14:47

サッカー

引退発表のMF遠藤保仁「素晴らしい約3年間を過ごせたと思っています」 磐田サポに感謝のコメント
遠藤保仁 Photo By スポニチ
 磐田は9日、元日本代表MF遠藤保仁(43)が、現役を引退することを発表した。
 遠藤は20年10月にG大阪から磐田に期限付き移籍し22年から完全移籍。磐田ではJ1で31試合に出場し、J2では71試合5得点だった。

 磐田のファン・サポーターに向け「私は2023シーズンをもちまして現役生活に終止符を打ち、引退することを決めました。ジュビロには2020シーズンの途中から移籍をさせていただき、加入当初はJ2で、翌シーズンもJ2で戦って、見事優勝・J1昇格という良い想い出ももちろんありますが、J2に降格してしまったという悔しい思いもしました。ただ、2023シーズンでまたJ1に上がることができて、来シーズンはJ1でみんなが輝いているところを陰ながら応援したいと思っております」とコメントした。

 「私自身、磐田・浜松での生活を本当に楽しめました。皆さんが優しく接してくれ、リスペクトしてくれて、素晴らしい約3年間を過ごせたと思っています。サッカーの部分でもすごく楽しく、毎日充実した日々を送ることが出来たのも、皆さんのおかげだと感謝しています。素晴らしい関係をジュビロ磐田の皆さんと、磐田・浜松の皆さんと築くことが出来たので、また磐田・浜松に遊びに行きたいなと思っています。約3シーズン、お世話になりました。最高の想い出が出来たと思っております。本当にありがとうございました。バイバイ!」。サックスブルーでの約3年間を振り返り感謝を述べた。

 今季からは古巣・G大阪のトップチームコーチに就任することも決定。「吹田スタジアムにジュビロの皆さんも来られると思うので、また会える時を楽しみにしています」と再会を心待ちにしていた。

 ◇遠藤 保仁(えんどう・やすひと)1980(昭55)1月28日、鹿児島県出身の43歳。98年に鹿児島実から横浜Fに加入し99年に京都入り。01年にG大阪へ移籍し14年には国内3冠を達成した。20年10月に磐田に期限付き移籍し22年から完全移籍。J1歴代最多の672試合に出場し103得点。24年連続得点はJ最多タイ。J2通算104試合10得点。昨年5月の「J30ベストアウォーズ」でMVP受賞。日本代表は各年代で選出され、99年Wユース(現U―20W杯)で準優勝。W杯は06年ドイツ、10年南アフリカ、14年ブラジルの3大会に出場。国際Aマッチ歴代最多152試合で15得点。1メートル78、75キロ。利き足は右。長男の楓仁はG大阪ユース所属。

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