新潟・長谷川 常時出場へポジションにこだわらず 右も左も「どこでもやりたい」

2024年01月09日 04:00

サッカー

新潟・長谷川 常時出場へポジションにこだわらず 右も左も「どこでもやりたい」
今季の目標に「結果!!」と記した長谷川 Photo By スポニチ
 J1新潟のDF長谷川巧(25)は昨季、SB(サイドバック)からSH(サイドハーフ)にコンバートされ、持ち味の前への推進力で手応えをつかんだ。今季はさらに試合出場を増やすために、どのポジションでも果敢にチャレンジしていく。
 ――昨季はリーグ戦10試合に出場。ポジションも1つ前のSHでもプレーしましたが、どんな1年だった?

 「個人的には全然、満足していないというか。もっと試合に絡みたかったし、得点だったりアシストというのはやらなきゃダメだと思いますね」

 ――開幕からなかなか試合に絡めない中、天皇杯の富山戦が転機になったのでは。

 「ルヴァン杯で結構チャンスをもらっていたのになかなか結果が出せなかったのは自分の力不足だと思うし、その中で1つ前のポジションに変わって出た天皇杯でしっかり結果を残せたのは良かったと思う」

 ――そこからリーグ戦でも試合に絡めるようになり先発出場もしました。試合に出るようになってから意識が変わったことはありましたか?

 「モチベーションや取り組む気持ちやメンタル面はいつもと変わらずにやって来られた。試合に出ていないときも高いモチベーションでやっていたし。試合に出られないからといって腐っている場合ではないし」

 ――ポジションが変わったことで得たものや手応えはありましたか?

 「内側でプレーすることがSBより多くなった。そして相手に囲まれる中でボールを受けてさばいたり、ドリブルで運んだりということが増えたと思う。守備でもスイッチのところやプレッシャーをかける部分は意識してやっていました」

 ――今季はどこのポジションでチャレンジしていきたいですか?

 「こだわりはないし、試合に出られるのであればどこでもやりたい。いろいろなポジションをやることによってプレーの幅が広がる。単純に2つのポジションで争えると考えたら試合に出られる確率も上がると思うので、右だけでなく左でもチャレンジしていきたい」

 ――今季はどんなところにフォーカスして取り組みたいか?

 「やっぱり結果。結局、そこで点を決めて信頼を得るかなので。どれだけいいプレーをしても結局決めなきゃ、と思う。前のポジションをやることによってそういう部分が重要になってくる。そのためにクロスやラストパス、シュートの質を高めていきたい」

 ――サッカー以外でチャレンジしたいことは?

 「もうちょっとアクティブになりたい。ピッチでもピッチ外でもアクティブに動き回りたい」

 ◇長谷川 巧(はせがわ・たくみ)1998年(平10)10月6日生まれ、新潟市出身の25歳。新潟U―18時代の15年から2種登録され、天皇杯やルヴァン杯に出場。17年に新潟入りし、18年にJ3群馬、19~20年はJ2金沢に期限付き移籍して21年から新潟。J3通算3試合出場。J2通算72試合1ゴール。昨季は10試合出場。1メートル79、71キロ。利き足は右。

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