また日没サスペンデッド、4人暫定首位 小祝「おなかすいた」稲見「放心状態」

2021年04月11日 05:30

ゴルフ

また日没サスペンデッド、4人暫定首位 小祝「おなかすいた」稲見「放心状態」
<富士フイルム・スタジオアリス女子第2日>10番、ティーショットを放つ小祝(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【女子ゴルフツアー 富士フイルム・スタジオアリス女子第2日 ( 2021年4月10日    兵庫県 花屋敷GCよかわC=6390ヤード、パー72 )】 大会関係者の新型コロナウイルス感染発覚により6時間半遅れで開幕した今年第6戦は初日に続いて2日目も日没サスペンデッドとなった。難しい状況の中、今年既に勝ち星を挙げている“黄金世代”小祝さくら(22=ニトリ)、“谷間の世代”稲見萌寧(21=都築電気)、岡山絵里(24=ニトリ)の3人と19年賞金ランキング4位のペ・ソンウ(27=韓国)が通算3アンダーの暫定首位で並んだ。
 午後6時26分。2日連続の日没サスペンデッドを告げるチアホーンが鳴った。この時、首位争いを繰り広げていた小祝は最終9番の第1打を何とか打ち終え、フェアウエーを走っていた。

 「体力は心配なかったんですけど最後の方はおなかがすいてしまって。あともう少しで終わると思って頑張りました」

 午前7時33分に8番から始まった29ホールの長丁場は残り3ホールまで来て沈む夕日との競争に…。15番で7メートルのバーディーパットを沈めるなど第2ラウンド前半のインで33をマークした昼間の快進撃は忘れて最後は激走。終了予定時間の午後6時40分を14分短縮し、何とか予選ラウンドを完走した。

 小祝の1組前で28ホールを完走した稲見はぐったり。「耐えながら早く終わらせることを考えてました。もう放心状態になるくらいの疲労感。体力を回復することを一番に考えます。もう背中と腰がバキバキ」とタフな1日を振り返った。

 11日の最終日も午前7時30分から第2ラウンドの残りを行う。優勝を争う上位陣の最終ラウンドのスタートは午前11時40分前後の予定。この約4時間差が疲労回復を進める睡眠時間となる。そのための夕闇の中のラストスパート。小祝、稲見ら4強の戦いに注目が集まる。

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