松山英樹 「タフな一日だった」通算イーブンパーの25位に後退 全英オープン

2023年07月23日 02:30

ゴルフ

松山英樹 「タフな一日だった」通算イーブンパーの25位に後退 全英オープン
<全英オープン・第2日>18番、アプローチショットを放つ松山英樹(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【米男子ゴルフツアー 全英オープン第2日 ( 2023年7月21日    英国ホイレーク ロイヤルリバプールGC=7383ヤード、パー71 )】 19位から出た松山英樹(31=LEXUS)は1バーディー、2ボギーの72とスコアを落とし、通算イーブンパーの25位に後退した。首位とは10打差。星野陸也(27=興和)は69で回り、通算2オーバーの39位で今大会初の予選突破を決めた。65をマークしたブライアン・ハーマン(36=米国)が通算10アンダーで単独首位に立ち、5打差の2位にトミー・フリートウッド(32=英国)が続いた。
 わずかな狂いも許されないのがメジャーの厳しさ。冷たい風が吹く最終18番パー5、フェアウエーから3Wでの第2打はグリーン左の深いラフに吸い込まれた。松山の技術をもってしても、一打では脱出できず。バンカーからの第5打を2・5メートルにつけてボギーで収めても、当然、表情は悔しさに満ちていた。

 「タフな一日だった。スコアを伸ばしたかったけれど、なかなかショットが言うことを聞かなかった」

 5番でバーディーを先行させ、中盤までグリーンを外しても得意のアプローチで粘り強くパーを並べた。しかし12番で右ラフから第2打を放って以降、左腕周辺を気にするしぐさが目立った。パーオン率55・6%とショットで苦戦し、スコアを落とす結果となった。

 独走する首位のハーマンとは10打差がついた。ただ、5打差の2位以下は混戦模様。予選2日間を「そんなに悪いプレーではなかった」とも振り返る。「3日目に伸ばせばチャンスはある」。まずはムービングデーに上位争いに食らいつく。

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