豊昇龍が笑顔の初Vパレード!八角理事長「あっぱれ」佐渡ケ嶽審判部長「大関として恥ずかしくない相撲を」

2023年07月23日 20:16

相撲

豊昇龍が笑顔の初Vパレード!八角理事長「あっぱれ」佐渡ケ嶽審判部長「大関として恥ずかしくない相撲を」
<大相撲名古屋場所 千秋楽>明生(左)と優勝パレードを行う豊昇龍(撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 【大相撲名古屋場所千秋楽 ( 2023年7月23日    愛知・ドルフィンズアリーナ )】 大相撲名古屋場所は23日、愛知・ドルフィンズアリーナで千秋楽の取組が行われ、関脇・豊昇龍(24=立浪部屋)が新入幕の伯桜鵬(19=宮城野部屋)との3敗対決を制して優勝決定戦に進出。決定戦では平幕・北勝富士(31=八角部屋)を押し出しで下し、待望の初優勝を決めた。これで大関昇進目安となる三役3場所合計33勝に到達。モンゴル出身力士7人目の大関昇進を確実にした。
 結び前の大一番で19歳“令和の怪物”に貫禄を示し、決定戦では北勝富士を冷静に押し出し千秋楽連勝締め。悲願の初優勝が決まった瞬間、こぼれ落ちる涙を拭い、喜びをかみ締めた。

 「うれしっす」。気迫あふれる鬼の形相、あふれる涙一転、優勝インタビューでは終始笑顔で喜びの思いを口にし、その後に行われた優勝パレードでは明生とともにオープンカーに乗り、ファンからの祝福の声に笑顔で手を振って応えた。

 今回の初優勝で大関昇進の目安となる3場所合計33勝に達した。千秋楽後には審判部が大関昇進を諮る臨時理事会の招集を八角親方に要請した。佐渡ケ嶽審判部長は「豊昇龍は気持ちが強い。いい相撲を取ってくれた。大関として恥ずかしくない相撲を取ってほしい」と早くも太鼓判。八角理事長も「豊昇龍は立派だった。あっぱれだ。堂々としていた」と24歳の関脇を称賛した。

 そして、最後まで場所を盛り上げた31歳の北勝富士についても「(最後は)辛抱負けしたが、いい経験になる」と評価。同じく最後まで優勝争いを演じた19歳の新入幕“令和の怪物”伯桜鵬については「ここからがスタート。上を目指してほしい」と未来に大きな期待を寄せた。

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