“鬼の形相”豊昇龍 にらみ返す19歳“令和の怪物”伯桜鵬に貫禄勝ち!31歳・北勝富士との優勝決定戦へ

2023年07月23日 17:19

相撲

“鬼の形相”豊昇龍 にらみ返す19歳“令和の怪物”伯桜鵬に貫禄勝ち!31歳・北勝富士との優勝決定戦へ
<大相撲名古屋場所 千秋楽>上手投げで伯桜鵬(右)を破る豊昇龍(撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 【大相撲名古屋場所千秋楽 ( 2023年7月23日    愛知・ドルフィンズアリーナ )】 大相撲名古屋場所は23日、千秋楽の取組が行われ、11勝3敗でトップタイに立っていた平幕・北勝富士(31=八角部屋)が錦木を破り優勝決定戦進出を決めた。注目の3敗直接対決となった関脇・豊昇龍(24=立浪部屋)と新入幕・伯桜鵬(19=宮城野部屋)の一番は豊昇龍が制し、決定戦は北勝富士と豊昇龍の対戦となった。
 先に決定戦進出を決めたのは北勝富士。ともに3敗で直接対決を控えた関脇・豊昇龍(24=立浪部屋)と新入幕・伯桜鵬(19=宮城野部屋)による注目の一番の4番前で、今場所を引っ張ってきた力士の一人である東前頭筆頭・錦木(32=伊勢ノ海)と対戦し、ルーティンの体叩きから気合のこもった相撲で錦木を引き落としで下した。優勝決定戦が決まり、館内からは大歓声が巻き起こった。

 31歳で悲願の初優勝を決めれば、6場所制では7位の年長記録。大学出身では33歳5カ月の徳勝龍に次ぐ歴代2位の記録となる。

 そして結び前の大一番では初優勝とともに大関昇進も懸かる豊昇龍が19歳“令和の怪物”に貫禄を示し決定戦進出を決めた。立ち合いでは19歳が臆せず関脇をにらむ。それを鬼の形相で受け止めた豊昇龍は、表情とは裏腹に冷静な相撲で、19歳を上手投げで破った。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2023年07月23日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム