堀川隆延氏、数的不利の中での2点差は「評価していい」

2023年07月23日 05:09

ラグビー

堀川隆延氏、数的不利の中での2点差は「評価していい」
<日本・サモア>前半、ゴール前で姫野がボールを取りそこねる(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2023パシフィックネーションズシリーズ第1戦   日本22―24サモア ( 2023年7月22日    札幌ドーム )】 【堀川隆延・深堀り】日本にとって学びの多いゲームだった。タックルの高さに関するルールが厳しくなり、カードはW杯でも勝敗を左右する要因となる。1人少なくなった後はWTBナイカブラがスクラムに入り、後半15分にはCTB中野に代わりフランカー福井を入れてFWの枚数を増強。2点差で食らい付いたことは評価していい。
 ただしスコアするチャンスを何度も逃した点はいただけない。キックで相手を下げるプランは遂行できたが、ターンオーバー後にミスでボールを失う場面が6度もあった。ほとんどがノックオン。遂行力と精度を上げないと、自分たちのラグビーに自信が生まれない。失点シーンについても、後半に失った2つのトライはキックオフ直後のミスが起点。修正を図ってほしい。

 初キャップを獲得した4選手については、W杯でも戦えるめどが立ったのではないか。デビュートライを決めたファカタヴァは再三のボールキャリーやラインブレーク、長田は局面を打開できるプレーを見せてくれた。
(静岡ブルーレヴズ・ヘッドコーチ)

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