【稽古総見】照ノ富士は相撲取らず 腰に不安「状態を見ながら調整していきたい」膝は「大丈夫」

2023年09月02日 14:17

相撲

【稽古総見】照ノ富士は相撲取らず 腰に不安「状態を見ながら調整していきたい」膝は「大丈夫」
<横審稽古総見>ぶつかり稽古で霧島に胸を出す照ノ富士(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 大相撲の横綱審議委員会による稽古総見が2日、東京・両国国技館の本土俵で、4年ぶりとなる一般公開の形で行われた。
 横綱・照ノ富士(31=伊勢ケ浜部屋)はこの日、土俵下で付け人の序二段・実富士(21)を相手に一丁押しを行って体を動かしたがが、申し合い稽古には参加しなかった。

 「腰椎椎間板ヘルニア、腰椎椎体終板障害」で名古屋場所を4日目から休場。夏巡業には全日程参加したが、実戦稽古は再開できていなかった。「まだ見ての通り(実戦)稽古できない状態」と現状を説明。昨年10月に手術した両膝については「だいぶ良くなっている」としながらも、腰の方は「ゆっくり治療できる時間もなかった。状態を見ながら調整していきたい」と不安を吐露した。
 最後のぶつかり稽古では、大関・霧島(27=陸奥部屋)に重い胸を出した。「横綱に一番近いと思っていますし、今日の稽古を見て充実しているかなと思ったので」と指名した理由を説明。幕内でこの日最多の番数(17番)をこなした同郷の後輩に対する、期待の高さが表れていた。

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