【バスケW杯】日本・富永啓生 「3Pで助けると決めていた」うっぷんを晴らす脅威の3P成功率75%!

2023年09月02日 22:28

バスケット

【バスケW杯】日本・富永啓生 「3Pで助けると決めていた」うっぷんを晴らす脅威の3P成功率75%!
シュート決めて舌出しする富永啓生(ロイター)
 【バスケットボール男子W杯順位決定リーグO組   日本80ー71カボベルデ ( 2023年9月2日    沖縄アリーナ )】 バスケットボール男子W杯順位決定リーグO組で、日本(世界ランキング36位)がカボベルデ(同64位)を相手に前半から河村勇輝(22=横浜BC)と富永啓生(22=ネブラスカ大)の“22歳コンビ”が躍動。渡辺雄太(28=サンズ)、ジョシュ・ホーキンソン(28=SR渋谷)がフル出場して80ー71で勝利。史上初のW杯3勝目を挙げ、自力では76年のモントリオール五輪以来、48年ぶりとなるパリ五輪出場切符を獲得した。
 途中出場の富永は、前半で4本中4本の3点シュート(3P)を決めるなどフィールドゴール100%で16得点と躍動した。「今までとはちょっと違う展開で、ちょっと冷や冷やした展開にはなったんですけど、本当に最後勝ち切ることが出来てすごく嬉しく思います。日本のバスケットの始まりの瞬間でした」と安どの表情を見せた。

 試合全体で3点シュートは8本中6本を成功させて、個人の3P成功率は75%と驚異の数字を残し、22得点をマークした。「本当にワールドカップでなかなかチームを助けることができずに、自分も本当に最後ここで何としてでもスリーポイントでチームを助けると心に決めてやってきたんで、それ本当に決めるということです」と今までのうっぷんを晴らした。

 今大会では河村との“22歳コンビ”が世界に知れ渡る大会となった。「まだまだ第一歩だと思うので、もっともっと成長して、もっともっと強くなるように若い2人で頑張っていけたらいいと思います」と河村と成長すると誓った。

 富永はパリ五輪までの1年は、米国に戻って大学バスケでプレーし、NBA入団を目指す大切な1年となる。「もっと成長して、日本バスケを成長できるように頑張ります」とファンに約束した。

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