36歳・織田信成、230・90点で近畿選手権準V 復帰2季目で4回転トーループ着氷

2023年10月01日 12:39

フィギュアスケート

36歳・織田信成、230・90点で近畿選手権準V 復帰2季目で4回転トーループ着氷
織田信成 Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート・近畿選手権最終日 ( 2023年10月1日    滋賀・木下カンセーアイスアリーナ )】 男子フリーが行われ、10年バンクーバー五輪7位でSP3位の織田信成(36=大阪スケート倶楽部)が156・07点をマークし、合計230・90点で2位となった。
 壷井達也(シスメックス)が151・02点で合計232・09点として優勝した。片伊勢武アミン(関大)が合計207・47点で3位に入った。

 織田が披露したのは、ブノワ・リショー氏が振付をした新プログラム「エンジェルズ」。冒頭で4回転トーループを着氷すると、3回転ルッツ、トリプルアクセル(3回転半)―オイラー―3回転サルコーの連続ジャンプと降りていく。計7本のジャンプを全て着氷するだけでなく、華麗な演技で観衆を魅了。演技直後からスタンディングオベーションで称えられた。

 昨年、アイスショーに出演した際に「トリプルアクセルを跳ぶのがやっとな感じ。このままじゃあかん」という感情が芽生え、同年11月に9年ぶりとなる現役復帰を決断。体力を戻すことに重点を置いた昨季から進み、今季は4回転ト―ループなどの大技を取り戻そうと励んできた。

 「復帰した理由が、自分のスケーターとしての矜持、誇りを取り戻したいから」

 そう語ってきた織田。今季2戦目となった近畿選手権で結果を残し、西日本選手権へと駒を進めた。

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