隠岐の海 “大量の塩”舞う引退式 隠岐の島に伝わる「古典相撲」

2023年10月01日 04:35

相撲

隠岐の海 “大量の塩”舞う引退式 隠岐の島に伝わる「古典相撲」
隠岐古典相撲形式で最後の取組に臨んだ君ケ浜親方(元隠岐の海)は土俵の上で大量の塩を浴びる(代表撮影) Photo By 代表撮影
 今年初場所で現役を引退した元関脇・隠岐の海の君ケ浜親方(38=八角部屋)の引退相撲が30日、東京・両国国技館で行われ、大銀杏(おおいちょう)に別れを告げた。
 「最後の取組」では、同部屋で同郷の弟弟子・隠岐の富士と対戦。島根・隠岐の島で約1200年前から伝わるとされる「古典相撲」の形式で行われた。土俵に上がる両力士に向けて激励の意を込めた大量の塩が投げられ、土俵は真っ白に。「興奮した。島の文化に触れていただいてよかった」と笑顔を見せた。また、今後は親方として「隠岐の島から力士を見つけたい」とスカウト活動にも意欲を示した。

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