【アジア大会】卓球女子ダブルス・張本美、木原組が大金星 格上の中国ペア撃破でメダル確定

2023年10月01日 04:30

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【アジア大会】卓球女子ダブルス・張本美、木原組が大金星 格上の中国ペア撃破でメダル確定
女子ダブルス準々決勝に笑顔で臨む張本美和(右)、木原美悠組 Photo By 共同
 杭州アジア大会第8日は30日、 卓球の女子ダブルス準々決勝で張本美和(木下アカデミー)木原美悠(木下グループ)組が、格上の孫穎莎、王曼イク組(中国)を下して銅メダル以上が決定。同シングルスの早田ひな(日本生命)も準決勝に進んでメダルが決まった。陸上男子100メートル準決勝で、桐生祥秀(日本生命)は10秒23の1組4着、小池祐貴(住友電工)は10秒22の3組5着でともに落選した。バドミントン団体の日本は、男女とも準決勝で中国に敗れて銅メダルだった。テニス男子シングルスの綿貫陽介(フリー)は決勝で敗れ、今大会でのパリ五輪出場権獲得はならなかった。
 卓球女子ダブルスの準々決勝で張本美、木原組は優勝候補の孫穎莎、王曼イク組(中国)を3―1で破り、メダル確定。木原は「うれしいという言葉しか出てこない」と満面の笑みを浮かべた。シングルスの世界ランキング1、3位が組み、個々の力で上回る強敵に対し「どのボールでも速さで勝負した」と木原。張本美は「相手が誰だろうと、勝つという思いはずっと持っている」と冷静に準決勝を見据えた。

 ≪兄の張本智は痛恨…逆転負け≫卓球男子シングルスで張本智は準々決勝で3ゲームを先取しながら、張禹珍(韓国)に痛恨の逆転負けを喫した。太腿と右肩付近をつった影響で第5ゲーム終盤から脚を引きずりながらプレーし、精彩を欠いた。「負けた原因はつったことかもしれないけど、それも含めて実力。相手よりも体力がなかった」と悲痛な表情だった。出場全3種目でメダルを逃し「心技体、全てそろうのは難しいと改めて思う」と反省した。

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