【バレー五輪予選】痛恨大逆転負けの日本男子・ブラン監督「予想外の敗戦。今後は勝ち続けないと」

2023年10月01日 22:50

バレーボール

【バレー五輪予選】痛恨大逆転負けの日本男子・ブラン監督「予想外の敗戦。今後は勝ち続けないと」
<日本・エジプト>第5セット、選手にげきを飛ばすブラン監督(中央)(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【バレーボール・パリ五輪予選男子東京大会兼W杯第2日   日本2-3エジプト ( 2023年10月1日    東京・国立代々木競技場 )】 白星発進した日本は、アフリカ選手権優勝のエジプトに2―3で逆転負けを喫し、開幕2連勝とはならなかった、第1セットを25―14で先取し、第2セットも25―10で奪ったが、第3セットを23-25、第4セットも23-25、ファイナルセットを13-15で失い、まさかの逆転負けとなった。
 第1、第2セットと圧倒的な展開で奪い、そのままストレートで決められるかという中、大逆転負けとなった。日本の世界ランキング5位に対して、エジプトは19位。格下相手に痛い黒星となった。

 試合後、日本代表のフィリップ・ブラン監督は「予想外の敗戦でした。昨日の試合のような流れの敗戦を今日もしてしまった。2セットまでの良い流れを失ってしまった」と肩を落とした。

 試合の分析については「サイドアウトが機能していなかった。(ネーションズリーグとの違い)石川も状態が良くケガをしていなかった。トランジションの効果率も高かった」と言及した。

 そのうえで「(2戦目で黒星)今日の敗戦は非常に悪い影響を与える。ただスタッツだけで見れば、次の5戦を全部勝ちきればチケットを得られる計算になる。日本のファンのためにも、我々のランクを維持し続けるためにも今後は勝ち続けないといけない」と結んだ。

 ▽パリ五輪への道 出場枠は開催国フランスを含む12。五輪予選は世界ランク上位24カ国(フランスを除く)が参加し、8カ国ずつ3組に分かれて1回戦総当たり戦を行い、各組上位2カ国が出場権を獲得する。残る5枠は来年のネーションズリーグ1次リーグ終了時(6月24日)の世界ランクで決まる。優先されるのは五輪予選で出場枠を獲得できなかった大陸の最上位国。余った枠は出場権を得ていない上位国に与えられる。

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