36歳・織田信成、合計230・90点をマーク 4回転トーループ着氷など圧巻のノーミス演技

2023年10月01日 12:26

フィギュアスケート

36歳・織田信成、合計230・90点をマーク 4回転トーループ着氷など圧巻のノーミス演技
織田信成 Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート・近畿選手権最終日 ( 2023年10月1日    滋賀・木下カンセーアイスアリーナ )】 男子フリーが行われ、SP3位の織田信成(36=大阪スケート倶楽部)が156・07点をマークし、合計230・90点とした。
 ブノワ・リショー氏が振付をした新プログラム「エンジェルズ」。冒頭で4回転トーループを着氷すると、3回転ルッツ、トリプルアクセル(3回転半)―オイラー―3回転サルコーの連続ジャンプと降りていく。計7本のジャンプを全て着氷するだけでなく、華麗な演技で観衆を魅了し、演技直後からスタンディングオベーションで称えられた。

 昨年、アイスショーに出演した際に「トリプルアクセルを跳ぶのがやっとな感じ。このままじゃあかん」という感情が芽生え、同年11月に9年ぶりとなる現役復帰を決断。体力を戻すことに重点を置いた昨季から進み、今季は大技を取り戻そうと励んできた。

 「復帰した理由が、自分のスケーターとしての矜持、誇りを取り戻したいから」

 そう語ってきた織田。全大阪2選手権を経て臨んだ近畿選手権で好演技を披露した。

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