【ラグビーW杯】エディー豪代表 ポルトガルから5トライで2勝目 決勝T進出へわずかな望み

2023年10月02日 03:04

ラグビー

【ラグビーW杯】エディー豪代表 ポルトガルから5トライで2勝目 決勝T進出へわずかな望み
後半、オーストラリアのマクライトがトライを決める(AP) Photo By AP
 【ラグビーW杯フランス大会1次リーグC組   オーストラリア34―14ポルトガル ( 2023年10月1日    サンテティエンヌ )】 世界ランキング10位のオーストラリアが、同16位のポルトガルから5トライを奪い、34―14で勝利。2勝2敗、総勝ち点11で1次リーグ全4戦を終えた。オーストラリアはC組2位に浮上したが、フィジーがポルトガルとの最終戦で勝ち点1以上を獲得すると、史上初の1次リーグ敗退が決まる。
 ウェールズとフィジーに敗れ、すでに自力での決勝トーナメント進出の可能性を失っていたオーストラリアは、4トライ以上を奪って勝利しなければ敗退が決まる後のない状況でポルトガルと対戦。ところがSOドナルドソンのPGで3点こそ先制したものの、同12分に見事なパス回しから相手のトライを許し、一時リードを許した。

 エディー・ジョーンズ監督が開幕前に日本代表の次期ヘッドコーチ就任に向けた面接を受けたと報道されたこともあり、スタンドからはミスや弱気な選択に大きなブーイングが飛ぶありさま。平均年齢26歳と出場20チーム一若いワラビーズには大きなプレッシャーとなったが、何とか前半に3トライを奪って逆転すると、後半7分にフランカーのマクライトがチーム4トライ目を挙げ、ボーナスポイントを獲得した。
 それでもその後は防戦一方で、2人のイエローカードが重なり、13人の時間帯に1トライを返されて15点差になる苦しい展開。終盤も4大会ぶりの出場で初勝利を目指すポルトガルの気迫に押され、リードを守るのがやっとという戦いぶりだった。

 オーストラリアの決勝トーナメント進出は、10月8日のフィジー―ポルトガル戦の結果次第。いずれにしても可能性は極めて低いが、それでもフランス国内に留まる必要のある若きワラビーズには、まだまだ試練の日が続くことになる。

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