アメフト立命大 ルーキー蓑部が走る、走る 3戦連続マルチTDで開幕3連勝に貢献

2023年10月01日 16:17

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アメフト立命大 ルーキー蓑部が走る、走る 3戦連続マルチTDで開幕3連勝に貢献
<立命大・龍谷大>第2Q終了間際、中央を抜けてエンドゾーンに飛び込む立命大RB蓑部(中央) Photo By スポニチ
 【関西学生アメリカンフットボール1部リーグ   立命大24―0龍谷大 ( 2023年10月1日    彦根市・平和堂HATOスタジアム )】 立命大RB蓑部雄望(1年)が一陣の風になった。17ー0とリードした第3Q6分12秒、OLの頑張りでイメージされたスペースを背番号23がすり抜けていく。迫り来るディフェンスをかわし、エンドゾーン直前に襲いかかってきたDBはボディバランスでクリア。試合を決定づける44ヤードTDランに、まだあどけなさの残る顔がほころんだ。
 「取るべきところでTDが取れたのは良かった。ただ、まだ仕留め切れていないプレーもあるので、そこは課題になります」

 活躍しても反省材料を挙げる向上心が頼もしい。第2QにもショートのTDランを決め、開幕から3試合連続の「マルチTD」。2本ずつトータル6TDの働きは、エース級といってもいい。

 昨年のクリスマスボウルを制した佼成学園出身。決勝を戦い、今や関学大の主力WRに成長した小段天響(1年、大産大付)とは、会場で顔を合わせるたびに、エールを送り合う。「僕は人見知りなんで、向こうから声を掛けてくれます」。いきなりチームに確固たる「居場所」を見つけた2人がフィールドで顔を合わせるのは11月11日。その瞬間が、今から待ち遠しい。

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