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【バレー五輪予選】日本男子は2位で終了 強敵・米国にフルセットで敗れる

2023年10月08日 21:43

バレーボール

【バレー五輪予選】日本男子は2位で終了 強敵・米国にフルセットで敗れる
<日本・米国>第3セット、フェイクセットを決める高橋藍(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【バレーボール パリ五輪予選最終日   日本―米国 ( 2023年10月8日    東京・国立代々木競技場 )】 5勝1敗でパリ五輪切符を獲得している日本は、首位・米国に2―3で敗れ、2位で大会を終えた。第1セットを19―25で落とし、この時点で首位通過が消滅。第2セット25―22、第3セット25―19と2連取に成功したが、第4セットを23―25で取られる展開。最終セットは12―15で失い、黒星が決まった。
 第1セット、前夜のスロベニア戦から先発を6人全員変更。序盤はリードしていたが、10―8の場面から3連続失点で形勢逆転となり、中盤以降も押し切られた。

 それでも、第2セットから巻き返した。16―17から山内晶大(パナソニック)、富田将馬(東レ)の得点でつなぎ、宮浦健人(パリ・バレー)のサービスエースで3連続得点。勝ち越しに成功して、振り出しに戻した。第3セットも取り、2連取に成功。中盤に3度の3連続得点で突き放し、終盤には高橋藍(日体大)のフェイクセットがさく裂するなど日本らしさを存分に発揮した。

 第4セットも最大4点ビハインドを背負う展開。15―15からの場面では甲斐優斗(専大)のサービスエースなどで3連続得点で一時は勝ち越したが、終盤に5連続失点を喫してこのセットを失った。死闘となった最終セットは宮浦が2連続得点などでけん引。相手の2連続ブロックではね返された5―7から石川、関田を投入したが、悪い流れを食い止めることができず5連続失点。最後の猛攻もおよばず、試合が終わった。

 龍神NIPPONはこれで今季の代表活動が終了。ネーションズリーグでは世界大会46年ぶりの表彰台となる銅メダルを獲得。五輪予選でも08年北京五輪以来となる自力での切符獲得を果たし、充実のシーズンとなった。

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