【ラグビーW杯】松田力也の“黄金の右足”前半2発　成功率94.4％　ネット「松田のキック半端ない」

2023年10月08日 20:49

ラグビー

【ラグビーW杯フランス大会1次リーグD組日本―アルゼンチン（ 2023年10月8日ナント）】世界ランキング12位の日本は、同9位のアルゼンチンとベスト8をかけて対戦。ともに2勝1敗、勝ち点9で勝った方が決勝トーナメント進出となる大一番に臨んだ。

　前半はリードを許した日本だったが、SO松田力也（埼玉）の“黄金の右足”も武器になった。開始16分、ファカタヴァが左サイドを駆け抜けキック。バウンドしたボールを自らキャッチすると、そのまま抜け出し笑顔で中央付近まで独走。今大会3つ目のトライを決めた。ここで松田がきっちりコンバージョンゴールも決めて同点に追いついた。

　さらに同38分にも斎藤がトライを奪い、松田がど真ん中に蹴り込んで14－15と1点差まで迫った。

　松田はここまで16本中15本で成功。9月29日のチリ戦で、コンバージョンキックを1本失敗しただけで、成功率93.75％を誇る。日本の最大の武器でもあり、決勝トーナメント進出にもカギを握る。前半2本を加算すると、成功率は94.4％まで跳ね上がった。

　この松田の安定感あるキックに、X（旧ツイッター）では、「松田のキック半端ない」「松田のキック頼もしいぜ」などの声が続々と集まった。

　日本は勝てば2大会連続、海外大会では初の8強入りとなる。引き分けの場合は、日本だけ4トライ以上でのボーナスポイントが必要になる。

　決勝トーナメントに進出した場合は、日本時間15日午前零時にC組1位のウェールズと対戦する。