原英莉花 2週連続Vへ4差接近 師匠ジャンボの激励胸に 勝って米ツアー予選会へ

2023年10月08日 04:35

ゴルフ

原英莉花 2週連続Vへ4差接近 師匠ジャンボの激励胸に 勝って米ツアー予選会へ
13番、バーディーを決め笑顔を見せる原英莉花(撮影・西尾大助) Photo By スポニチ
 【女子ゴルフツアー スタンレー・レディースホンダ 第2日 ( 2023年10月7日    静岡県 東名CC=6590ヤード、パー72 )】 24位から出た原英莉花(24=NIPPON EXPRESSホールディングス)が6バーディー、2ボギーの68で回り、通算7アンダーの8位に浮上した。首位とは4打差。前週の日本女子オープンに続く、自身初の2週連続優勝を狙う。昨年大会覇者の小祝さくら(25=ニトリ)と森田遥(27=新英ホールディングス)が通算11アンダーで首位に並んだ。
 前週覇者がV射程圏で踏みとどまった。パー5の最終18番、原は35ヤードをウエッジで75センチにピタリ。意地のバーディーで締め、首位とは4打差。直前17番で3・5メートルのチャンスを決めきれず、「もう1個バーディーを取りたかった」と悔しがったが、着実に順位を上げて最終日を迎える。

 前週、2年ぶりの復活優勝。師匠の尾崎将司に報告に行くとグータッチで祝福の後に、「今日からエリカを尊敬することにしたよ。お前じゃない方のな」と言われた。優勝を争った菊地絵理香のことで、最終日の粘りを見習うべしというジャンボ流のハッパだった。本人は「大丈夫」と気丈に語るが、当然、疲労は残るはず。ショット状態も100%でない中、「スコアをつくるゴルフができたかな」と粘り強くパー5で3つスコアを伸ばした。

 今大会は、来季米ツアー出場権を争う2次予選会前の最後の一戦でもある。「良いバーディーを重ねて終わりたい」。ホールアウト後もコースに残り、練習を重ねた。その様子は、勝利への執念を感じさせた。

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