【ラグビーW杯】日本、前半14―15とリード許すも大熱戦 アルゼンチンとの8強かけた大一番

2023年10月08日 20:47

ラグビー

【ラグビーW杯】日本、前半14―15とリード許すも大熱戦 アルゼンチンとの8強かけた大一番
ファカタヴァが個人技で抜け出してトライを挙げる(AP) Photo By AP
 【ラグビーW杯フランス大会1次リーグD組   日本―アルゼンチン ( 2023年10月8日    ナント )】 世界ランキング12位の日本は同9位のアルゼンチンと対戦し、前半を14―15とリードを許して折り返した。日本は勝つか、日本だけが4トライ以上を奪って引き分けるとD組2位となり、2大会連続の決勝トーナメント進出が決まる。この後、運命の後半40分間に突入する。
 試合前の国歌斉唱では、No・8姫野主将が落涙。全選手が熱い気持ちを心に秘めて開始を迎えたが、前半2分、CTB中村のタックルミスから突破を許し、先制トライを奪われた。その後、一度はゴール前に迫るも、今度はSH斎藤が痛恨のノックオン。ミスの連続で立ちこめる暗雲。だが同15分、キックカウンターから左サイドを駆け上がったロックのファカタヴァが、ショートキックを自ら獲得してトライ。元バックスらしいスキルで窮地を救った。

 しかし同点に追い付いたのもつかの間、同22分にフランカーのラブスカフニが相手の頭に当たる危険なタックルでシンビン処分(10分間の一時的退場)に。幸い、映像検証システムでのレッドカードへの格上げは回避したものの、同28分にはキックカウンターからWTBのM・カレーラスに50メートルを突破され、勝ち越しトライを許した。

 それでも前半38分に斎藤がトライを決め、ゴールも決まって1点差として折り返した。

 日本は準々決勝に進出した場合、14日(日本時間15日午前零時開始)にマルセイユでC組1位のウェールズと対戦する。両国の対戦成績は日本の1勝13敗で、13年6月には23―8で初勝利を挙げている。

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