【ラグビーW杯】ダバディ氏 日本戦のテレビ解説者に苦言「叫んでいいけれど…冷静に解説してほしい」

2023年10月09日 00:33

ラグビー

【ラグビーW杯】ダバディ氏 日本戦のテレビ解説者に苦言「叫んでいいけれど…冷静に解説してほしい」
<日本・アルゼンチン>試合開始直後、トライを奪われた日本代表(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【ラグビーW杯フランス大会1次リーグD組   日本27―39アルゼンチン ( 2023年10月8日    ナント )】 02年サッカーW杯日韓大会でトルシエ元日本代表監督の通訳を務めたフランス人ジャーナリスト、フローラン・ダバディ氏(48)が8日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、この日行われたラグビーW杯フランス大会1次リーグD組、日本がアルゼンチンに27―39で敗れ初の8強入りはならなかった試合についてテレビ解説者に苦言を呈した。
 ダバディ氏は「4年前に比べて、日本もアルゼンチンも大分レベル・ダウンしましたね。コロナ禍、世界のTOP10以外のチームは強豪国との差が広がった印象です」とつづり、「大事なイングランド戦もアルゼンチン戦もミスは多かったが、何より2019年のようなはっきりとしたアイデンティティ、プレースタイル感じられませんでした」と分析した。

 また、テレビの解説についても「すぐに切り替えて『これから日本の時間帯が来る』と叫んでいいけれど、なぜ日本がトライを奪われたのかを冷静に解説してほしいです。3回も同じ選手に突破され、何の分析もないです。解説は選手を批判したくないのも理解できるが、ミスタックル?ポジション・ミス?教えて」と苦言を呈した。

 また、「今は死に物狂いで体張ってくれた選手を労おうよ。。。頑張った選手達を今追い込まなくてもいいやん。ラグビー愛がないなぁ」という意見に対しては「体を張って、100%出すのは仕事です。結果が出ない時にすぐに批判されるのも世界基準です。来週の日曜日、フランスが南アに負けたら、フランス・メディアは「お疲れ様でした」と言いません。すぐに責任追及をします。無慈悲かもしれませんが、遊びではなく本気です。むしろ愛の鞭です」と持論をつづっていた。

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