専門家に聞いた、「脳疲労の回復」におすすめの食べ物

2023年10月16日 09:00

専門家に聞いた、「脳疲労の回復」におすすめの食べ物
前回は、運動や香り、音楽といった日常生活における脳疲労の解消方法をお届けしました。 今回は、脳疲労を回復させる食べ物について、「疲れが取れないのは「脳疲労」が原因かも。専門家に聞いた、脳の疲れを回復させる方法」から一部抜 […]

前回は、運動や香り、音楽といった日常生活における脳疲労の解消方法をお届けしました。

今回は、脳疲労を回復させる食べ物について、「疲れが取れないのは「脳疲労」が原因かも。専門家に聞いた、脳の疲れを回復させる方法」から一部抜粋して紹介します。回答しているのは、同記事の監修をした⼈間性脳科学研究所所⻑で武蔵野学院⼤学・⼤学院教授の澤⼝俊之先生です。

脳疲労の回復におすすめなのは「魚」や「緑茶」

脳疲労によい成分や食べ物にはどんなものがあるのでしょうか。

「魚です。DHAなどのオメガ3多価不飽和脂肪酸(PUFA)は脳の健康や疲労によいとされています。サプリメントより魚まるごと食べるのがおすすめです。フィッシュオイルもよい成分ですね。ストレスがスーッと下がっていきます。サプリメントでも、良質なものやオメガ系のものはよいと思いますが、見つけるのが大変なので、魚を食べたほうが早いでしょう」(澤⼝先生)

言われてみれば、魚を食べると頭がよくなるといったフレーズの歌がありましたね。また、魚のほかには“緑茶”もよいそうです。

「緑茶のカテキンは脳にも病気予防にもよい成分です。まさにスーパーサプリメント。仕事時にもおすすめの飲み物です。これから仕事をするぞというときは前頭前野に負荷がかかるのですが、緑茶は前頭前野を活性化してくれるので、疲れずにすーっと仕事ができますよ」(澤⼝先生)

コーヒーもいいけれど、緑茶はまさにスーパーフード!

仕事のお供はコーヒーという人も多いのでは。人によってはエナジードリンクでしょうか。どちらもカフェインが含まれており、カフェインをとらないとぼーっとしてしまう、眠気が襲ってくるなどよく聞きます。

しかし、澤⼝先生によるとカフェインの効果は一時的なもので、集中力などの脳機能の向上にはそれほど意味はなく、逆に後から疲れを感じてしまうといいます。

▼カフェインは脂肪燃焼に有効である


カフェイン、1日の摂取量と中毒症状を防ぐ飲み方、コーヒー豆知識[管理栄養士監修]

まずは数カ月、試してみよう

飲み物を緑茶にしたり、あるいは魚をよく食べたりすると、数カ月で効果が出るという研究もあります。また、長期的に取り入れれば前頭前野が大きくなるという報告があります。

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脳科学的に見た「脳の疲れをとる方法」

 

※本記事はMELOSで公開された記事「疲れが取れないのは「脳疲労」が原因かも。専門家に聞いた、脳の疲れを回復させる方法」を再編集したものです。

<Edit:編集部>

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