28年ロス五輪で実施のフラッグフットボール「多様性や包括性を体現」世界での日本の成績は…

2023年10月16日 17:30

五輪

28年ロス五輪で実施のフラッグフットボール「多様性や包括性を体現」世界での日本の成績は…
ワールドゲームズのフラッグフットボール女子(大会組織委提供・共同) Photo By 共同
 国際オリンピック委員会(IOC)は16日、インドのムンバイで総会を開き、2028年ロサンゼルス五輪の追加競技として大会組織委員会から提案された野球・ソフトボール、フラッグフットボール、クリケット、ラクロス、スカッシュの5競技を一括承認した。
 フラッグフットボールは、米国で人気の高いアメリカンフットボールから接触プレーをなくし、タックルの代わりに選手の腰の左右につけたフラッグを取ることでタックル成立とみなす。

 追加競技入りを受け、選手派遣を担当する日本アメリカンフットボール協会の寺田昌弘会長はコメントを発表。「28年ロサンゼルス五輪の競技として採用されたことを心から喜び、ここに向けて努力してくださった関係各位に感謝申し上げます」とし、フラッグフットボールについて「まさに多様性や包括性を体現する持続可能性の高いスポーツ」と説明した。

 また、日本フラッグフットボール協会の岡出美則代表理事は「フラッグフットボールを通して日本においてすべての子どもたちが楽しく、賢く、自信を持ち、仲間とともに成長していける体育の授業の実現に、今まで以上に努力していく所存です」とした。

 過去の世界選手権で日本勢の最高成績は男子が18年大会の8位、女子は21年大会の6位となっている。

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