【ラグビーW杯】イングランドが2大会連続4強入り ファレル主将が決勝DG 北半球勢唯一の準決勝進出

2023年10月16日 09:06

ラグビー

【ラグビーW杯】イングランドが2大会連続4強入り ファレル主将が決勝DG 北半球勢唯一の準決勝進出
熱戦を繰り広げたイングランドVSフィジー(AP) Photo By AP
 【ラグビーW杯準々決勝   イングランド30―24フィジー ( 2023年10月15日    マルセイユ )】 日本と同じ1次リーグD組を全勝で勝ち上がったイングランドが、C組2位のフィジーを30―24で破り、2大会連続の4強入りを決めた。21日にサンドニで行われる準決勝では、19年日本大会決勝で敗れた南アフリカと対戦する。 【試合結果
 イングランドは前半11分にSOファレル主将のPGで先制。同14分にはCTBタウランギが強じんなフィジカルを生かして左隅でトライを挙げるなど順調にスコアを重ね、21―10で前半を終えた。後半も1PGを加えて一時は14点差に広げたものの、そこから猛反撃に遭い、2トライを許して24―24の同点に。W杯開幕直前のテストマッチで、フィジーに史上初の黒星を喫した悪夢を再び繰り返す雰囲気が漂った。

 そんな流れを断ち切ったのが、その試合は出場停止中で不在だったファレルだった。連続攻撃で敵陣インゴールまであと10メートルまで迫った残り9分、広く幅を取ってディフェンスラインを敷く無警戒の相手の隙を突き、正面15メートルの位置からドロップゴール(DG)を放って勝ち越し。終了間際にも1PGを追加し、6点差で振り切った。

 イングランドは1次リーグ初戦のアルゼンチン戦でも、試合を通じて14人での戦いを強いられる絶対的不利の中、SOフォードが3DGを含む全27得点をキックで稼いで勝利。この試合でもトライ数は3つの相手に上回られながらも、ファレルが1ゴール5PG1DGで20得点を挙げ、見事に勝利に導いた。

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