【MGC男子】赤崎2位で初五輪切符 4度目挑戦で大迫振り切り「夢がかなって本当によかった」

2023年10月16日 04:30

マラソン

【MGC男子】赤崎2位で初五輪切符 4度目挑戦で大迫振り切り「夢がかなって本当によかった」
大迫を振り切りガッツポーズしながらゴールする赤崎 (撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【マラソングランドチャンピオンシップ ( 2023年10月15日    東京・国立競技場発着の42・195キロ )】 赤崎暁(25=九電工)は4度目のマラソン挑戦で2位に入りパリ五輪切符を手にした。
 国立競技場に入ってからのラストスパート。3位・大迫の猛追を振り切りフィニッシュするとド派手にガッツポーズ。「陸上人生最大の目標が日本代表になることだった。夢がかなって本当によかった」と喜びを爆発させた。

 序盤から2位集団を走り、大迫をマークして進めた。小山のスパートには対応できなかったが、40キロ手前で大迫の前に出ると、そのままゴールを駆け抜けた。

 九電工からは68年メキシコ五輪に出場した佐々木精一郎以来、56年ぶりの代表選出。「凄く光栄なこと。会社の名も背負ってしっかり準備したい」と喜びに浸る間もなく「本番では8位入賞を目指す」と次の目標に意識を向けた。

 ◇赤崎 暁(あかさき・あきら)1998年(平10)1月21日生まれ、熊本県出身の25歳。熊本・開新高入学後に本格的に陸上に取り組んだ。全国高校総体出場はなし。拓大時代は17年から4年連続で箱根駅伝に出場。初マラソンは22年2月の別府大分毎日で、昨年12月の福岡国際は自己ベストの2時間9分1秒をマーク。1メートル70、53キロ。

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