【MGC男子】大迫傑またも5秒届かず3位 それでも意欲衰えず「パリを目指したい」

2023年10月16日 04:30

マラソン

【MGC男子】大迫傑またも5秒届かず3位 それでも意欲衰えず「パリを目指したい」
ゴール前、2位の赤崎(左)を懸命に追う大迫 (撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【マラソングランドチャンピオンシップ ( 2023年10月15日    東京・国立競技場発着の42・195キロ )】 最後の100メートルまで力を振り絞ったが、たった5秒、及ばなかった。大迫傑(32=ナイキ)は2位とわずか5秒差の3位でフィニッシュ。くしくも4年前のMGCと同じ着差で内定を逃し、「前回同様、最後にタフなレースだった。純粋に夢中になって走るのを心がけたけど、一歩及ばなかった」と淡々とした口調で振り返った。
 マラソンはデビューから3レース続くなど、どういうわけか「3位」には縁があり、瀬古リーダーからは「また3番。詰めが甘いな」と指摘されたほど。終盤まで中位待機だった今回は、追い上げたものの最後は捉えきれず。ラストスパート時はすでに体が思うように動かなかったといい、「もう一歩行きたかったが、体がついてこなかった」と話した。

 それでもファイナルチャレンジで記録突破者が出なければ、パリ切符をつかめる立場に変わりはない。4年前同様、東京マラソンで自らつかみに行く選択肢もある。「最低限の結果。また勝ち取ってパリを目指したい」と、2度目の五輪への意欲は衰えていなかった。

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