石井亜海が1回戦敗退 パリ五輪決定ならず レスリング全日本選手権女子68キロ級

2023年12月23日 16:50

レスリング

石井亜海が1回戦敗退 パリ五輪決定ならず レスリング全日本選手権女子68キロ級
<レスリング全日本選手権第3日>女子68キロ級1回戦で敗退した石井亜海 Photo By スポニチ
 【レスリング全日本選手権第3日 ( 2023年12月23日    東京・国立代々木競技場第二体育館 )】 女子68キロ級1回戦で、今年の世界選手権5位の石井亜海(育英大)が非五輪階級の65キロ級世界女王の尾崎野乃香(慶大)に2―6で敗戦した。石井は優勝すれば来年のパリ五輪代表に確定していたが、決定ならず。年明け以降に行われるプレーオフで、石井と今大会の優勝者が対戦し、勝者がパリ五輪代表になることが決まった。
 試合を終えた石井は、「相手の方が上だった。後悔はない。(試合で)やれることは全部やった」と完敗を認めた。まだパリ五輪への道は残されているだけに、プレーオフに向けては「やれることを全部やってきた。さらに重ねるだけ。妥協せずに、相手が誰でもぶっ倒すだけ」と言葉に力を込めた。

 68キロ級は石井が世界選手権で5位に入り出場枠は獲得しているものの、女子全6階級で唯一、パリ五輪代表が決まっていない。この1枠をめぐって尾崎の他に、昨年の65キロ級世界女王の森川美和(ALSOK)、62キロ級の東京五輪女王の川井友香子(サントリービバレッジソリューション)、21年世界選手権の72キロ級女王・古市雅子(自衛隊)も参戦。あす24日の決勝、その後のプレーオフに向けて、し烈な代表争いが展開されることになる。

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