高橋慶帆 Vリーグデビュー途中出場で4得点 Vリーグ1部ジェイテクト

2023年12月23日 16:39

バレーボール

高橋慶帆 Vリーグデビュー途中出場で4得点 Vリーグ1部ジェイテクト
<VC長野・ジェイテクト>第3セット、バックアタックを放つ高橋慶帆(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 Vリーグ1部ジェイテクトに入団した日本代表・高橋慶帆(20)が23日の長野戦でVリーグデビューを果たした。
 試合はジェイテクトが3―0(25―7、25―22、25―23)が快勝。高橋慶は4得点を挙げて勝利に貢献した。

 第1セット19―15の場面で、セッター関田誠大に代わってコートに入った高橋慶はいきなりライトからスパイクを放った。これは拾われたが、再びライトからクロスに叩き込んで初得点。さらにフェイントで連続得点を上げて第1セットで2得点をマークした。

 第2セットは出場機会がなかったが、第3セットは12―9と3点リードの場面で登場。得点にはつながらなかったものの強烈なジャンプサーブで会場をどよめかせ、15―13からバックアタックを決めて、19―16からフェイントで得点。合計4得点で上々のデビューを飾った。

 イラン人の父と日本人の母を持つ高橋慶は現在法大2年生。今年初めて日本代表に選出され、9月のアジア大会ではチーム最多得点を挙げて銅メダル獲得に貢献した。

 先月、法大に在学したままジェイテクトに入団することを発表。今月の全日本大学選手権終了後、チームに合流した。早大3年時にパナソニックでプレーした大塚達宣、筑波大3年時にパナソニックでプレーしたエバデダン・ラリーら現役大学生(内定選手以外)がVリーグでプレーしたケースは過去にもあるが異例。ジェイテクトでは初となる。

 高い身体能力と抜群のルックスを兼ね備えたオポジットは人気も急上昇中。来年のパリ五輪メンバー入りを目指している。Vリーグでも注目の的になりそうだ。

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