お正月明け「会社を辞めたい」と感じるときの乗り切り方[心理士解説]

2024年01月04日 09:00

お正月明け「会社を辞めたい」と感じるときの乗り切り方[心理士解説]
GWなどの大型連休、そして年末年始の休暇明けは、仕事に行きたくないという声を聞くことが多くなります。 つのだデンタルケアクリニック院長で、日本選択理論心理学会認定選択理論心理士の角田智之先生いわく、休暇後に「会社を辞めた […]

GWなどの大型連休、そして年末年始の休暇明けは、仕事に行きたくないという声を聞くことが多くなります。

つのだデンタルケアクリニック院長で、日本選択理論心理学会認定選択理論心理士の角田智之先生いわく、休暇後に「会社を辞めたい」と感じるのは、求めるイメージに“仕事をしている自分”がないからといいます。

人は理想に近づくために行動する

人は誰でも、頭の中に“求めるもの(理想のイメージ写真)”を持っており、それに近づくために行動します。

“休暇で旅行をして楽しんでいる自分”というイメージ写真があれば、旅行に行く前にワクワクします。休暇前に「あー明日から旅行だ、嫌だな」とはなりません。それは、自分の求めるものが“休暇を楽しんでいる自分”であって、そのイメージ写真に向かって行動しているからです。

そう考えると、休暇後に「会社を辞めたい」と感じるのは、求めるイメージ写真に“仕事をしている自分”がないからと言えます。

休みが終わる前に仕事について考える時間を設ける

乗り切り方としては、休暇が終わる前に、30分でもいいので時間を作り、仕事のことを集中して考えてみることです。

休暇中に仕事のこと考えたくない! というのもわかりますが、わずかに時間をとるだけで、明日から楽になれると思うといかがでしょうか。

イメージ写真として“仕事をしている自分”が現れてきたら、少しああしてみようか、こうしてみようかという思考が現れてくるかもしれません。そして、今すぐ仕事にとりかかる気になるかもしれません。

そのイメージ写真を持つことができれば、それを手に入れるために行動スイッチが入りやすくなります。

※本記事は「【具体策あり】会社やめたいけど辞められないとき、「転職せず」乗り切る方法の一部を再編集したものです。

<Edit:編集部>

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