初日から注目の取組多数！伯桜鵬―北ハリ磨の17歳差再十両対決　最速新入幕の尊富士は日大の先輩と2連戦

2024年03月08日 12:32

相撲

初日から注目の取組多数！伯桜鵬―北ハリ磨の17歳差再十両対決　最速新入幕の尊富士は日大の先輩と2連戦 — 伯桜鵬 Photo By スポニチ

　日本相撲協会は8日、大相撲春場所（10日初日、エディオンアリーナ大阪）の取組編成会議を開き、初日の幕内と十両、2日目の幕内の取組を発表した。

　連覇を狙う横綱・照ノ富士（32＝伊勢ケ浜部屋）や、新大関・琴ノ若（26＝佐渡ケ嶽部屋）、カド番でご当所場所を迎える大関・貴景勝（27＝常盤山部屋）など見どころの多い春場所。初日から注目の取組が多数組まれた。

　史上最速タイの初土俵から所要9場所で新入幕を果たした尊富士（24＝伊勢ケ浜部屋）は、初日に再入幕の大奄美（31＝追手風部屋）と、2日目に遠藤（33＝追手風部屋）と対戦。期待の新星が、初日から2日続けて日大の大先輩に挑んでいく。

　幕内2場所目で自己最高位となる西前頭5枚目の大の里（23＝二所ノ関部屋）は、初日に剣翔（32＝追手風部屋）、2日目には大学時代に対戦して敗れたこともある豪ノ山（25＝武隈部屋）に挑戦する。大きく番付を上げて臨む今場所、どこまで通用するか注目が集まる。

　4場所ぶりに関取として土俵に上がる伯桜鵬（20＝宮城野部屋）は、戦後2位の高齢十両昇進を果たした37歳6カ月の北ハリ磨（山響部屋）と対戦。17歳差の再十両対決が初日に組まれた。

　十両・白熊（24＝二所ノ関部屋）は初日に白鷹山（28＝高田川部屋）と対戦。「山形のシロクマ」の異名を持つ白鷹山と白熊の“シロクマ対決”が改名後初めて組まれた。

　初日の取組は以下の通り。

　▽十両
天照鵬　　―　千代栄
北ハリ磨　　―　伯桜鵬
天空海　　―　對馬洋
琴恵光　　―　碧　山
欧勝海　　―　若隆景
紫　雷　　―　玉正鳳
志摩ノ海　―　獅　司
朝紅龍　　―　大翔鵬
英乃海　　―　千代翔馬
白鷹山　　―　白　熊
武将山　　―　欧勝馬
　輝　　　―　友　風
東白龍　　―　水戸龍
時疾風　　―　宝富士

　▽幕内
尊富士　　―　大奄美
遠　藤　　―　狼　雅
妙義龍　　―　北の若
錦富士　　―　美ノ海
竜　電　　―　島津海
湘南乃海　―　佐田の海
一山本　　―　御嶽海
正　代　　―　琴勝峰
北勝富士　―　高　安
阿武咲　　―　玉　鷲
金峰山　　―　豪ノ山
剣　翔　　―　大の里
翠富士　　―　平戸海
翔　猿　　―　隆の勝
王　鵬　　―　若元春
大栄翔　　―　明　生
熱海富士　―　琴ノ若
貴景勝　　―　朝乃山
宇　良　　―　豊昇龍
霧　島　　―　阿　炎
照ノ富士　―　錦　木