【ゴルフ】「68歳までプロを続けると思っていなかった」倉本昌弘氏ら顕彰 日本プロゴルフ殿堂入り式典

2024年03月08日 15:39

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【ゴルフ】「68歳までプロを続けると思っていなかった」倉本昌弘氏ら顕彰 日本プロゴルフ殿堂入り式典
第10回日本プロゴルフ殿堂入り式典。左から井上幸一氏、日蔭温子氏、倉本昌弘氏 Photo By スポニチ
 第10回日本プロゴルフ殿堂入り式典が8日、横浜市内で開催され、殿堂入りする男子プレーヤー部門の倉本昌弘氏、女子プレーヤー部門の日蔭温子氏、レジェンド部門の井上清次氏が顕彰された。
 倉本氏はアマチュア時代から数々のタイトルを獲得。日本プロ2勝などレギュラーツアーで通算30勝を挙げ永久シードを保持。国内シニアツアーでも2度賞金王に輝いた。プレー以外でも日本ゴルフツアー機構設立(JGTO)に携わり、日本プロゴルフ協会(PGA)会長も務めた。

 倉本氏は「10歳でゴルフを始めて、プロになったのが25歳、その時は10年でプロを辞めると言っていた。68歳までプロを続けると思っていなかった。顕彰されてうれしく思います」と喜びを語った。

 今後については「70歳まではシニアツアーで活躍したい。エージシュートするのが大変な喜び。今年は多くの試合に出て楽しみたい」と話し、JGTO会長候補に名前が挙がったが「自分のためにこの2年間を使いたい。会長ではなくてもできることはある」と改めて就任を否定した。

 日本女子オープン2勝などツアー通算18勝を挙げた日蔭氏は「名誉ある殿堂入りを果たしうれしく思う。私1人ではできなかったことなのでスポンサーの方々には深く御礼申し上げたい」とあいさつした。

 井上氏は、選手として日本プロなどで優勝し、指導者として永久シードを獲得した女子プロ森口祐子を育てた。92年に死去した井上氏に代わって顕彰状を受け取った長男・幸一氏は「非常に親父も喜んでいると思います」と語った。

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