宮城野親方が年寄総会で謝罪 部屋の処遇は結論出ず…「あの子たちの将来が懸かっている」心配の声も

2024年03月08日 17:43

相撲

宮城野親方が年寄総会で謝罪 部屋の処遇は結論出ず…「あの子たちの将来が懸かっている」心配の声も
宮城野親方 Photo By スポニチ
 大相撲の宮城野親方(元横綱・白鵬)が8日、大阪市内で開かれた年寄総会に出席した。会の冒頭、他の親方衆の前で「大変ご迷惑をおかけしました」と一連の騒動について謝罪。その後、伊勢ケ浜一門の会合で宮城野部屋の今後の処遇について話し合われた。
 元幕内・北青鵬による暴力問題の影響で宮城野親方は監督義務違反等に問われて師匠の立場を外れ、同じ一門の玉垣親方(元小結・智乃花)が師匠代行を務めている状況。春場所後は伊勢ケ浜一門預かりの予定で、具体的には未定となっている。

 考えられるのは、玉垣親方が師匠代行が続投、一門内の別の親方が新たに師匠代行、宮城野部屋全員が一門内のどこかの部屋へ移籍、などのパターン。この日、宮城野部屋の間垣親方(元幕内・石浦)は「まだ結論は出ていない。いろいろなパターンを想定して話し合った。みんなで協力してという感じ」と話すにとどめた。

 大島親方(元関脇・旭天鵬)は「1回の集まりだけでは決められない。とりあえず今日はいろいろな案だけ」と約40分間の会合で議論したことを明かした上で「あの子たちの将来も懸かっているし…」と力士たちを思いやった。話し合いは春場所中も含めて今後何度か開催されるという。そこでまとまった考えを基に、場所後の理事会で正式な処遇が決まる。

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