日本記録超えへ、鈴木亜由子「やるしかない」 パリ切符懸けた名古屋ウィメンズ、10日号砲

2024年03月08日 15:40

マラソン

日本記録超えへ、鈴木亜由子「やるしかない」 パリ切符懸けた名古屋ウィメンズ、10日号砲
鈴木亜由子 Photo By スポニチ
 パリ五輪代表を懸けた名古屋ウィメンズマラソン(10日、バンテリンドームナゴヤ発着)の招待選手記者会見が8日、名古屋市内で開かれた。
 パリ五輪代表残り1枠を決めるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジとして行われる今大会。同様のMGCファイナルチャレンジとして行われた今年1月の大阪国際女子マラソンで前田穂南(天満屋)が2時間18分59秒の日本記録をマークした。パリへの出場権を手にするのは、前田の日本記録を上回る必要がある。

 会見には、東京五輪代表の鈴木亜由子(日本郵政グループ)や加世田梨花(ダイハツ)、安藤友香(ワコール)らが出席。前田の走りを見て感じたことなどを問われると、鈴木は言葉に力を込めた。

 「生半可な気持ちではダメだなと、逆に気持ちが固まった。ありがたかったというか、やるしかないなという気持ちになれて、逆に良かった。(前田の走りを見て)ハイペースで押していって、最後まで持つ足づくりをやっていこうと。そういう練習をしてきた」

 パリ五輪女子マラソンの代表切符は、昨年10月のMGCで鈴木優花(第一生命グループ)と一山麻緒(資生堂)が獲得。残り1枠を懸け、今大会にはMGC3位の細田あい(エディオン)もエントリーしていたが、コンディション不良により欠場することが発表されている。

 レースは10日の午前9時10分にスタートする。

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