松山英樹「痛いですけど」1打差2位発進　腰に不安も67

2024年03月08日 08:46

ゴルフ

【米男子ゴルフツアー　アーノルド・パーマー招待第1日（ 2024年3月7日フロリダ州ベイヒル・クラブ＆ロッジ＝7466ヤード、パー72　）】シグニチャーイベント（昇格大会）4戦目が開幕し、3週前のジェネシス招待で通算9勝目を挙げて以来の出場となった松山英樹（32＝LEXUS）は1イーグル、5バーディー、2ボギーの5アンダー、67で回り、首位と1打差の2位と好発進した。66をマークしたシェーン・ローリー（36＝アイルランド）が首位に立った。

　プロアマ戦を腰痛で棄権した松山は状態が心配されたが、この日はショットが切れていた。1番で5メートルを沈めてバーディー発進すると、4番、5番はピンまで1メートルにつける絶妙なショットでスコアを伸ばす。10番も3メートルほどに寄せてバーディーを奪った。11番でボギーを叩いたものの12番でバウンスバック。15番でボギーを叩いた直後の16番ではグリーン右横からチップインイーグルを決めてこの日5アンダーと伸ばした。

　中継局のインタビューでは腰の具合について「痛いですけど、18ホールできて良かった」と不安な状態が続いていることを明かした。好調なショットについては「合わせながらやっていた。それなりに飛んでいた」といい、「アイアンを変えたことで良い雰囲気になった」とクラブセッティングが好プレーを支えた。2日目以降も体調を気にしながらの戦いとなりそうだが、「だいぶ貯金ができたのでしっかり同じようなプレーができるように頑張りたい」と意気込んだ。