【柔道】3度目五輪の高市未来「パリでは決勝の舞台で」女王アグベニェヌとの頂上決戦誓う

2024年03月08日 21:26

柔道

【柔道】3度目五輪の高市未来「パリでは決勝の舞台で」女王アグベニェヌとの頂上決戦誓う
日仏女子柔道交流イベントで、パリ五輪での決勝で戦うことを誓い合った高市未来(左)とクラリス・アグベニェヌ Photo By スポニチ
 今夏にパリ五輪を控える柔道女子の日本とフランスの代表選手らが国際女性デーの8日、東京都内の在日フランス大使公邸での交流イベントに参加。日本は48キロ級の角田夏実(SBC湘南美容クリニック)、63キロ級の高市未来(コマツ)、70キロ級の新添左季(自衛隊)の3人、フランスは63キロ級で21年東京五輪金メダルのクラリス・アグベニェヌらが出席し、学生選手の柔道や国際女性デーに関する質問に答えた。
 パリ五輪では史上初めて、出場選手が男女同数となる。52キロ級で東京五輪銀メダルのアマディーヌ・ブシャールは「大変良いこと。同数ということでメディアに取り上げられ、(男女平等に)スポットライトが当たる。この先も続いてくれれば素晴らしいこと」と評価。高市も「柔道に性別は関係ない。人生がとても豊かになっている」と魅力を語った。

 また東京五輪後の22年6月に長女を出産したアグベニェヌは、「(食事には)いろいろな制約がある。1歳半の子がいて、まだ母乳をあげているので。乳が出るように十分な水分を取らないといけないし、競技に必要な食事をすることも大事」と熱弁。続けて「でもどうしてもチョコレートはやめられない」と話し、笑いを誘った。

 同階級のライバルで、3大会連続五輪に挑む高市に対しては「彼女こそメダルを獲るべき素晴らしい選手。スポーツマン、人としても素晴らしい。ぜひパリの決勝で対戦したい」と熱望。メダルを期待されながらも、過去2大会では逃している高市も、「クラリスの思いを聞けてうれしい。パリでは彼女と決勝の舞台で戦いたい」と応じた。

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