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夏バテしやすいNG習慣とは。この9つ、当てはまってない?

2023年08月09日 09:00

夏バテしやすいNG習慣とは。この9つ、当てはまってない?
リンナイ株式会社が実施した夏バテに関する意識調査から、「夏バテチェックリスト」をピックアップ! 作成は気象病専門家の久手堅先生です。あなたの夏バテ危険度はどのくらいでしょうか? 夏バテチェックリスト ■ 汗をかきにくい […]

リンナイ株式会社が実施した夏バテに関する意識調査から、「夏バテチェックリスト」をピックアップ! 作成は気象病専門家の久手堅先生です。あなたの夏バテ危険度はどのくらいでしょうか?

夏バテチェックリスト

■ 汗をかきにくい
■ 空調の効いた場所にいる時間が長い(寒暖差に対して慣れが少ない)
■ 冷たい飲み物、食べ物をとることが多い
■ 胃腸の不調がある(食欲の低下、胃痛、吐き気、腹部膨満感、吐き気、下痢や便秘気味)
■ 睡眠が足りていない 寝つきが悪い、夜中に途中で起きてしまう、早朝に目が覚める
■ 朝起きた時に調子が何となく悪い
■ 運動する習慣があまりない
■ 生活リズムが不規則である
■ 入浴はシャワーで済ますことが多い

いくつ当てはまったかチェック!

チェックの数 判定結果
6個以上 夏バテ予備軍!
今すぐに生活習慣を見直しましょう。体調が悪いときは無理をせず休むことも必要です。仕事や育児、介護に困ったら周りに助けを求めましょう。
3個 要経過観察
夏バテになる可能性が高いです。食事や運動、入浴の方法など、できることから改善してみましょう。
2個以下 異常なし!
いまの生活習慣を続けるよう心がけましょう。

チェック項目、どんな部分がNGなの?

汗をかきにくい

高温多湿な夏の季節は、体温が上昇しやすい状態です。汗をかくことによって、気化熱の効果で体温を下げる仕組みが働きますが、汗をかくことが難しいと、体温の調整が難しくなることが一般的です。

汗をかきにくい状態では、体温が上昇しやすくなります。これによって、夏バテだけでなく、熱中症にもかかりやすくなります。

空調の効いた場所にいる時間が長い

空調が効いている状態では、寒暖差の少ない環境で時間を過ごすことが多くなります。通常、外気に触れる機会が多い場合、程よい気温の変化によって交感神経と副交感神経のバランスを保つことが増えます。

しかし、長時間にわたって冷暖房が効いた部屋で過ごしていると、急激な気温変化に適応する能力が低下するため、夏バテのリスクが高まるとしています。

冷たい飲み物、食べ物をとることが多い

暑い時期には、つい冷たい飲み物や食べ物を選びがちですが、過度に摂り過ぎることで内臓が冷えてしまうことがあります。

内臓の冷えは、自律神経の不調を引き起こすことがあるとのことです。

胃腸の不調がある

近年、脳と腸の関連性が注目を浴びています。

脳の状態が腸に影響を及ぼし、逆に腸の状態も脳に影響を及ぼすことが分かっています。そのため、腸は「第二の脳」とも称されています。精神的なストレスが高まると、お腹が痛くなることもありますが、これは脳と腸の相互作用の一例です。

胃も同様に脳と関連があり、胃腸の不調を感じる人は、自律神経の乱れが引き起こされやすく、夏バテのリスクも増加します。

睡眠が足りていない

十分な睡眠は、身体と心の回復に必要です。入眠障害や早朝覚醒がある場合は、睡眠不足が考えられます。日本人の中には睡眠不足の人も多く、特に夏は高温多湿な環境で快適な睡眠をとりにくいこともあります。

朝起きた時に調子が何となく悪い

朝起きた時に調子が悪い場合、前日の疲労が残っている可能性があります。一方で、良い睡眠をとった場合は、朝からリフレッシュされた状態で目覚めることが多いです。

運動する習慣があまりない

運動は基礎体力を向上させ、自律神経のバランスを整える助けになります。適度な運動は、睡眠の質も向上させる効果があります。

生活リズムが不規則である

生活リズムは、体内時計との調和が大切です。日中に太陽の光を浴びることで体内時計が整い、夜には十分な睡眠を得ることができます。

入浴はシャワーで済ますことが多い

入浴は湯船につかることで、身体を温めるだけでなく血流も改善されます。筋肉の緊張もほぐれ、リラックス効果も期待できます。夏バテを感じるときには、10~15分の温かい入浴で体をほぐすことがおすすめです。

監修者の紹介

せたがや内科・神経内科クリニック院長 久手堅司先生

医学博士。著書に「気象病ハンドブック」、監修本に「面白いほどわかる自律神経の新常識」「自律神経失調症外来」「頭痛外来」「肩こり・首こり外来」など複数の特殊外来を立ち上げ、中でも天候と不調の関係にフォーカスを当てた「気象病・天気病外来」「寒暖差疲労外来」は、テレビ・新聞・雑誌・ウェブなど各種メディアで話題を呼んでいる。

<Edit:編集部>

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